石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

シャーリーズ・セロンが新作『Atomic Blonde』で戦いまくるわ女性とキス(以上のことも?)するわでもう大変(追記あり)

『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチが監督する新作映画、『Atomic Blonde(原題)』のトレイラーが公開されました。見どころはシャーリーズ・セロンの激しいアクションと、女性相手のホットなキスシーン(たぶん、キス以上のこともしてる)。詳細は以…

大胆不敵な換骨奪胎、さすがパク・チャヌク!―映画『お嬢さん』感想

サラ・ウォーターズのレズビアン・ミステリ『茨の城』を、日本占領下の朝鮮を舞台に紡ぎ直した韓国映画。大胆なメリハリの付け方が楽しい、よくできたガールパワー映画でした。フェチ感あふれるエロスの表現もおみごと。ただし、セックス描写は一部凡庸。

ヘイリー・キヨコが新曲"SLEEPOVER"をリリース

米国のシンガーソングライター/女優のヘイリー・キヨコが、2017年3月3日に新曲"SLEEPOVER"を発表しました。もちろんガール・オン・ガールの恋愛ものです。

コカ・コーラCMが今熱い。マッチョなプールボーイを取り合う姉弟(兄妹かも)の戦い

コカ・コーラ社が最近リリースした、姉弟(兄妹かも)がマッチョイケメンのプールボーイの愛を奪い合うというストーリーのCMがたいへん面白いです。

米保守派団体、ディズニーアニメの同性間キスシーンに激怒

ディズニーのエンターテインメントチャンネル「ディズニーXD」が、アニメ『悪魔バスター★スター・バタフライ』に同性同士のキスシーンを登場させたことを受け、アンチゲイ団体「ワン・ミリオン・マムズ」が激怒しています。

そうそう、本来こういうことだよね。シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラがコミカルなカミングアウト動画を発表

豪州シドニーで毎年開催される性的少数者の祭典「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ」が、家族へのカミングアウトをテーマにしたユニークなCMを発表しています。

「あなたの愛を3語で語って」。ガガ様、エレン、ファレル・ウィリアムスが"The Love Project"のCMで呼びかけ

レブロンのチャリティー運動"The Love Project"の30秒CMに、ガガ様とエレンとファレル・ウィリアムズが出演。「愛とは……」とさまざまな(そしてユニークな)定義を披露したのち、視聴者に「あなたの愛を3語で語って」と呼びかけています。

オーストラリア・ニュージーランド銀行が同性カップルの手つなぎCMをリリース

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が、社会的偏見のために一部のカップルが人前で手をつなぎにくい状況を変えようと呼びかけるCMをリリースしました。

実写版『美女と野獣』(2017)のキャラが公式設定でゲイに ディズニー映画で初

2017年公開予定の実写映画『美女と野獣』で、悪役キャラ・ガストンの子分ルフウがゲイという設定になっていることが発表されました。ディズニー映画のキャラクタがゲイだと公表されたのは、これが初めて。

アレックスには最良が似合う―ドラマ『スーパーガール』02x14感想

ジェレマイア・ダンバースの再登場により、カドマスの新たな陰謀が示唆される回。モン=エルとカーラのリレーションシップの描き方に疑問が残るし、アレックスの言動も彼女らしくなく、全体的に今ひとつな感じ。マギーの登場シーンは全部よかったんだけどね。

映画『ムーンライト』がオスカー作品賞受賞 LGBTQ映画で初

日本時間で2017年2月27日、第89回アカデミー賞授賞式で、米国の黒人ゲイ少年の成長を描いた映画『ムーンライト』が作品賞に輝きました。LGBTQ映画が同賞を受賞したのは、これが史上初です。

トランプ就任式で歌った歌手、トランスジェンダーの姉の権利を今になって心配(遅いよ!)

米国のトランプ大統領就任式に出演した歌手のジャッキー・エヴァンコが2月22日、トランプ政権の「トイレ法」に関する政策への失望をT表明しました。ジャッキーの姉はトランス女性なんだそうですが、それでなぜこうなるとわかっていなかったのか謎。

軽妙なバレンタインデー・エピソード―ドラマ『スーパーガール』02x13感想

バレンタインエピソード。前回のあのモタモタ感はどこへやら、テンポがよくてスリルも笑いどころもある、よくまとまった話でした。狂言回しのゲストキャラが醸し出す祝祭感が楽しいし、マギーの殺し文句もウィルの遅い春も、モン=エルの子犬っぷりもいいよ!

主要ネットワークでトランスがトランス役を演じる快挙。でも、肝心のお話が……―ドラマ『Doubt(原題)』1x01感想

米CBSの法廷ドラマ。ラヴァーン・コックスがトランスジェンダーの弁護士役でレギュラー出演しています。米国の主要TVネットワークのドラマで、トランスの主要人物をトランスの役者が演じるのはこれが初。ただ、ドラマ自体の出来には疑問が残るところ。

ヘテロ恋愛、牛歩すぎない?―ドラマ『スーパーガール』2x12感想

レナ・ルーサーが再登場し、カーラと友情を深める回。レナとカーラのやりとりが妙に百合百合しいサブテキスト満載な一方、カーラとモン=エルの恋路は新味のない手法で無理やり引き延ばされています。異性愛ももう少し丁寧に書いてやってよ、ライターさん。