石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2014-04-12から1日間の記事一覧

『捜査官ケイト 夜勤』(ローリー・キング[著]/布施由紀子[訳]、集英社)感想

ケイト・マーティネリ・シリーズ第4弾。DV男やレイプ犯への復讐と、インドの花嫁焼殺事件を背景に、カーリー女神のイメージに託した「愛と怒りの共存」という主題が描かれます。巧みなユーモアや、レズビアンカップルのリアルさ、苦みのある結末がナイス。