石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

『はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1』感想

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1

  • アーティスト: ドラマCD,間宮くるみ,雪野五月,矢島晶子,長沢美樹,浅野まゆみ,豊口めぐみ,大本眞基子,能登麻美子,前田愛(声優),池田千草
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: CD
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時系列こそややこしいものの、ファンなら必聴

学園チャンバラ百合コメディ『はやて×ブレード』のドラマCD第1弾。それぞれのキャラのイメージに良く合ったキャスティングなのがとてもいいし、要所要所で原作の決め台詞をきちんと使ってくれているのも嬉しいところです。それにしても音声で聴くともうホントに容赦ないキャラですね綾那って。つーか、これはやっぱり声優さんがめちゃくちゃ上手いんですよね。他のキャストさんも、静久の生真面目でけなげな感じとか、帯刀の浮いてる感じとかをうまく出してたと思います。はやても嫌味のないバカっぷりで爽やかでした。

原作の台詞を生かしつつ、耳で聞いてイメージが浮かびやすいようにあちこち丁寧に手直しされているシナリオにも好感が持てました。たとえば原作1巻P127の「幸せになろうねー!!!」「最終回かあー!!!」なんてところ、絵でパーンと見せてこそのギャグなのに音声だけでどうやるんだろと思ってたら、ちゃんとわかりやすく演出してあって面白かったですよ。あと、ドラマCDならではのギャグ(ひつぎさんの声がでかい、とか)が追加されているのもサービス精神豊富で良い感じでしたね。本編でほとんど出番なしのキャラ(じゅんじゅんやわんこなど)も番外編で活躍してましたし、これはお買い得ですな。

唯一の難点は、回想シーンが多いため、ボーッと聴いてると頭の中で時系列が混乱しがちになることぐらいかな。あと、本来の話の進度に比してキャラ数が多い(前述した通り、わんことかじゅんじゅんとかがモリモリ出てくるし)上、キャラの重要度がわかりにくい(ザコキャラの鈴木・相田がやたらと出てきたり、妙に帯刀が目立ってたり)など、ちょっと不親切なところはあるかも。でも、あくまでも原作読んでりゃついていけるレベルなので問題なし*1。漫画版のファンなら隅から隅まで楽しめること間違いなしの「めくるめく愛と欲望の一大巨編」(笑)だと思いました。

*1:2006-04-14付記:逆に言うと、原作を読んでないと何が何だかわかりにくいとは思います。原作未読の方はまず予習を!