石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

『どうにかなる日々(2)』(志村貴子、太田出版)感想

どうにかなる日々 (2) (F×COMICS)

どうにかなる日々 (2) (F×COMICS)

レズビアン話にリアル感たっぷり

面白かった! 同性愛者も異性愛者もコドモもオトナも幽霊も、そのへんにいても全然おかしくないような存在感のあるキャラばかりなのがいい感じでした。特にレズビアンが出てくる話は細かいところまでリアルでとても楽しかったです。「女子校で『おねーさまー』とかやってた(いや実際に「おねーさまー」つってたかどうかは不明だけど、なんか思春期百合っぽい恋愛を経験したらしい、という程度の意味です)女の子たちのその後の人生というか生活をきちんと描いてみせた作品」という表現で伝わるでしょうか。そうなのよ、学校を出るとこんな感じなのよ実際。ガチで女の人が好きなわたくしですが、あちこちで「わかるわかる」と微苦笑を浮かべたり、あごが胸にめりこむほどうなずいたり、ハラハラしたり、「よかった……」とホロリとさせられたりしながら読みました。

『どうにかなる日々』は、1巻にゲイ話が、2巻にレズビアン話がそれぞれ2話ずつ収録されています。通して読んで、とにかく同性愛者が登場する話を描くのが上手い作家さんだなと思いました。このへんについては、いずれ別項を立てて書いてみたいと思っています。とにかく1巻も2巻も良かったー。