石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

『E-G-TOWNこどもたちの街』(SOFTCHARM、オークス)感想

E-G-TOWN(いーじーたうん) こどもたちの街E-G-TOWN(いーじーたうん) こどもたちの街
SOFTCHARM

オークス 2004
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こ……これは、ちょっとエグいわ……。

あえて分類するなら18禁ロリレズエロ漫画なのですが、同作者さんの『WONDER SQUARE』『LIFEFORMS』と比べると、エグくて過激な相互自慰&集団自慰物としての色彩がさらに濃いような。一言で言うと、痛そうな描写がとても多いんですよ。たとえば幼い少女の膣に傘の柄だの先端だのが強引に突っ込まれるシークエンスなどは、いくら当人たちが喜んでいるというミラクル設定でも、あたしにはちょっと無理でした。『LIFEFORMS』みたいなSF設定でもあればまだ違ったのですが、今回はそれもなく、ギブアップ。かなり属性を選ぶ一冊だと思います。

ただし、このへんは興味深いです

「手近なヒト」「なんて仲のいい兄妹」の2篇では、なんと兄妹相姦がテーマだった(それぞれ初出は桜桃書房刊EX COMICS「兄妹淫」「兄妹淫2」)にもかかわらず、強引に幼女同士のエロ話に仕上げてしまうという力技が使われています。「このテーマでここまでやれるものなのか」と驚きましたし、特に「手近なヒト」のオチがすごいと思いました。主人公「涼子」(♀)がセックス相手の「千夏」(♀)に繰り返し話す「お兄ちゃん」との関係が本当は何だったのか、一気にわかるオチなのですが、たったのひとコマでの鮮やかなどんでん返しに唸らされました。

まとめ

幼女同士のかなり過激な相互自慰&集団自慰もの。強引かつ痛そうな描写が多いので、かなり読み手を選びそう。ただし、たとえ兄妹相姦テーマであっても強引に幼女×幼女の話に持っていくというスタンスには脱帽ですし、特に「手近なヒト」の意外なオチのつけ方は面白かったです。