石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

ポーランドの政治家、「ゲイの象はいらん」と立腹。一方フィラデルフィアの動物園はLGBTコミュニティを歓迎

Polish politician fumes over gay elephant in zoo | Lifestyle | Reuters

ポーランドの政治家Michal Grzes氏が、同国の動物園で飼われているオス象"Ninio"がなかなか子供を作らないことに腹を立て、「ゲイの象を飼っておくために3700万ズオチ(約1100万ドル)もかけてヨーロッパ最大の象舎を建てたのではない」と発言したというニュース。「群れを作らせたいのに、Ninioはメスよりオスの友達が好きだなんて、どうやったら子孫が残せるんだ?」だそうです。

でも、この動物園の園長によると、「ゾウが性的に成熟するのは14歳だが、Ninioはまだ10歳だから、メスとオスのどちらが好きかはわからない」んだそうですよ。だとすると、Grzes氏の発言は差別的であるばかりか、ずいぶんと的外れということになります。

なーんかねー、このGrzes氏の発言って、日本の田舎のおっさんおばはんが、なかなか結婚しない男性のことを「あの人、コレ(と片手を頬に当てて『オカマ』を暗示するしぐさをする)なんじゃない?」とか言って揶揄するのと相通ずるものを感じるわ。メスとつがいにならなきゃ即ゲイとみなしてバッシングって、どんだけ狭量なのよ。

いっぽう、同じ動物園関係の話題でも、米国からは明るいニュースが。

PGN-The Philadelphia Gay News. Phila gay news. philly news - The source for news, classifieds and events for the lesbian, gay, bisexual and transgender community in Philadelphia.

フィラデルフィア動物園が、来たる4月18日、初の「ゲイ・コミュニティ・デイ」を開催するんだそうです。開催時刻は午前11時から午後3時で、LGBTのみならずストレートの支援者(ally)も歓迎されます。なお、ゲイ・デイにつきもののカラーシャツはブルーだとか。

この手のイベントはディズニーワールドの"Gay Day at Disney World"が有名ですが、創立150年を誇るこの動物園で行われるのは初めて。以前からLGBT団体が働きかけていたのが、ついに実現したとのこと。記事内にもある通り、「普段の生活では見かけない、二人のパパや二人のママを持つ子供がそこらじゅうにいる」という意味で、こうした企画はLGBT当事者のみならず、同性パートナーに育てられている子供達にとっても非常に大切なものだと思います。ぜひ成功してほしいです。