石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×14 "Family Day"感想

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レズビアン家庭が主役のファミリー・ドラマ、『The Fosters』のシーズン1第14話(2月3日放映)です。


The Fosters - Season 1: Episode 14 (2/3 at 9/8c ...

今回新たにステフと父親の確執やリーナの妊娠願望などにも焦点が当てられ、お話はラーメン具材全部乗せを通り越してココイチトッピング全部乗せぐらいのボリュームにならんとしています。いくらリーナ役のシェリー・ソームが今妊娠中からって、ドラマの中にまで無理やり妊娠エピソードを入れなくてもいいと思うんだけど。ほら、『グレイズ・アナトミー』みたいに、肝移植したってことにして常時ベッドに寝かせてバストアップだけ撮るとか、そういう風にしても誰も怒らないと思うんだけど。

しかし、もしこのまま破綻なくシーズン1の最後まで走り切ってくれたら(そうなる可能性は高そう)、このドラマは「ローラーコースター展開」ならぬ「七丁椅子展開」という新ジャンルを確立するかもしれませんね。それはそれで楽しみだったりします。あ、七丁椅子とは「椅子を7脚わざと不安定なかたちで積み重ねた上でバランス芸をする」っていうサーカスのあれのことですよ、念のため。

なお14話のいちばんの見どころは、ジュードのヘズースに対する態度をきびしくたしなめた直後のステフとリーナの会話だと思います。何あのかわいさ! そして、気持ちわかるわ! ふたりがいかにいいお母さんズであるかわかる名シーンですよね。そうなのよ、口論もするし気持ちのすれ違いもあるけれど、基本的な価値観が同じで、愛情深くて、ほんとにいいペアなのよこの人たち。

ちなみにブランドンは相変わらず玉袋が重すぎて知能が低下した状態。少しは股間だけでなく脳にも血流を回せ、青年よ。するとキャリーは大陰唇が重すぎるのか、って話になってくるんですけど、こちらはリタにさとされてやや我に返った分だけちょっとはましなんじゃないかと。キャリー役のマイア・ミッチェルの表情がまたもやものすごく雄弁(特にお母さんズに独立生活プログラムについて聞かれた場面が最高)で、いい伏線になってます。おかげで15話がよけいに楽しみになりました。