石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ザ・シンプソンズがエレンの自撮り写真パロディーを発表(追記あり)

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2014年3月2日(現地時間)、エレン・デジェネレスがアカデミー賞授賞式で撮ったセレブ揃いの自分撮り写真が、Twitterのリツイート新記録になったじゃないですか(30分間で110万件もリツイートされたんですって?)。FOXアニメ『ザ・シンプソンズ』の公式Twitterアカウントが、その写真のパロディーを発表しています。

詳細は以下。

Ellen's Oscar all-star selfie gets The Simpsons treatment | Gay Star News

『ザ・シンプソンズ』公式Twitterによるパロディーはこちら。

参考までに、元写真はこちらです。

パロディー版の方、ちゃんと元のセレブが誰だかわかるのに全員『ザ・シンプソンズ』キャラになっているところがすごいですよね。ブラッドリー・クーパーの足がホーマーの頭を踏んづけているという小ネタにも笑いました。元写真のいちばん右で眼鏡をかけている、おそらくこの日「世界でもっとも有名な弟」になったであろうルピタ・ニョンゴちゃんの弟くん(後でニョンゴちゃん本人が言ってましたが、彼は単なる大学生なのだそうです)もしっかりキャラクター化されているところもうれしかったです。好っきだー、こういう遊び心。

追記(2014年3月5日23:15)

後で知ったのですが、エレンのこの自分撮り写真、サムスンがスポンサーになって、1リツイートにつき1ドルをエレンが指定するチャリティに寄付することになってたんですってね。詳しくは、ハフィントンポストの以下の記事を。

アカデミー賞、320万回RTの「自撮り写真」はサムスンのPRだった。しかし...

この写真が撮影された舞台裏に、2000万ドルを投じて授賞式の中継のスポンサーとなった、電子機器メーカー、サムスンの存在があるという。

だが、ただ広告として使われただけではなかった。

サムスンは1リツイートにつき1ドルを、デジェネレスさんが選んだチャリティに寄付することを約束しており、デジェネレスさんは、St. Jude Children’s Research Hospitalと、The Humane Society of the United Statesに半額ずつ贈ることを決めたという。

上記記事でも指摘されている通り、エレンが当日iPhoneからも写真を上げていたことを「スポンサーの競合端末使用バレる」と得々として報じたメディアもあったんですよ。しかしエレンがもともとiPhoneユーザであることは周知の事実で、本人自ら何度もネタにしているぐらいなので、それを今さら「バレる」と受け止める方がアホというもの。少なくともエレンの普段のトークショウの視聴者ならば、授賞式会場で明らかにiPhoneじゃないスマートフォンが出てきた時点で、「ああ、授賞式のスポンサーのスマホなのね」と気づいたはずです。

しかし、まさかあの自分撮り写真がチャリティーに役立つ契約になっているとまでは、エレンファンの自分ですら思いも寄りませんでした。さすがエレン。トータルで320万回以上リツイートされているということは、日本円にして約3億3千万円以上の寄付ですよ。サムスンもこれでずいぶん株を上げただろうし、広告としても効果的だったのではないでしょうか。