石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

イングランドとウェールズで初の同性婚

let it be
let it be / Taymaz Valley

2014年3月29日0時1分、英国のイングランドとウェールズで同性婚を認める法律が施行され、たくさんの同性カップルがただちに結婚しました。同国ではスコットランドでも年内に同性婚が実現する見込みで、残るは北アイルランドだけとなります。

詳細は以下。

英国で同性婚認める新法が施行 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
Gay Marriage Arrives In Britain – No Flooding Or Winged Horsemen Of Death, So Far (PICTURES)

ハフィントンポストによれば、この日の深夜から朝方だけで既に数百組の同性カップルが結婚しているそうです。

新法の施行を祝うカップルの皆さん。

ブライトン初の同性婚を果たした、Andrew WaleさんとNeil Allardさんの結婚式。


First gay marriages take place in England, Wales - YouTube

ロンドンの同性婚一番乗りはPeter McGraithさんとDavid Cabrezaさん。


First gay marriage takes place in London - YouTube

カムデン・タウン・ホールで結婚したSeanさんとSinclairさん

オックスフォードのカバード・マーケット(200 年以上の歴史を誇る屋内商店街)のケーキ屋さんには、こんなケーキが。

すごくがんばって探したのですが、女性同士の式の画像・動画はまだ見つかりませんでした。そのうち出てくると思うので、いいのがあったらまた紹介したいと思います。(追記:こちらで特集しました!→英国で同性婚実現、女性同士のカップルも続々結婚 - 石壁に百合の花咲く

なおAFPBB Newsによると、キャメロン首相は以下のような声明を発表しているとのこと。

キャメロン首相は「つまり、英国ではもはや、異性愛者であるか同性愛者であるかは問題ではない。いずれの婚姻関係も、国は平等に認める」と述べ、新法について、「自らの性的指向について確信が持てずにいる若者たちに対し、力強いメッセージを送るものだ。異性愛者であろうと同性愛者であろうとみな平等であることを明確に表している」と付け加えた。

ちなみにホワイトホール(官庁街)では同性婚の実現を祝し、月曜日までレインボーフラッグが飾られるとのことです。

また、同性愛者であることで知られる、英国国教会聖アルバンス教会の主任司祭ジェフリー・ジョン氏は、同性婚は「既に神から祝福されている」と述べているとのこと。

このたび結婚された皆さま、おめでとうございます。お幸せに。阿呆なバックラッシュなんかに負けないで。あと、日本だとこの手のニュースで不快または不安になって「同性婚は少子化につながる」というトンデモ理論を持ち出す人が必ずいると思うんですけど、それならまず同性婚によって本当に少子化が進んだ実例(これだけたくさんの国が同性婚を認めているわりに、そういう例はひとつも聞いたことがありませんが)を挙げていただきたいものだと思います。「なんとなく自分がそう思ったから」以外の根拠を挙げられないようでは、論理性のなさという点において、同性婚を認めたら神が洪水を起こすだの、悪魔が尻の穴から出てくるだの言ってる人たちと変わりませんからね。