ボリウッド女優セリーナ・ジャイトレー(Celina Jaitly)さんが、記者会見で、彼女のLGBT支援活動をよく思わない人たちから殺すと脅迫されることがあるが、それでもLGBTのために戦うことはやめないと発言しました。
詳細は以下。
ジャイトレーさんは元ミス・インドで、現在は女優として活躍中。別名「イクオリティ・クリーン」("equality queen")と呼ばれるLGBTアクティヴィストでもあり、最近国連がリリースした、ゲイカップルへの愛と受容を呼びかけるボリウッドビデオにも出演しています。詳しくは以下の動画を。
The Welcome - United Nations Free & Equal - YouTube
もちろんこうした活動が、いいことばかりもたらすわけではありません。ジャイトレーさんと一緒に仕事するのを嫌がる人もいれば、ジャイトレーさんやジャイトレーさんのお子さん(2歳の双子)を殺すと脅迫してくる人さえいるそうです。それでも彼女はLGBTの権利のために戦うのをやめるつもりはないとして、理由を以下のように説明しています。
反対派からはたくさんの脅迫、つまりわたしの子供やわたし自身に対する脅迫や、誹謗中傷を受けていますが、わたしは……わたしの子供たちに、人が性的指向で判断されるような環境で育ってほしくないのです。
“Despite threats from many opposing parties, threats to my children, threats to myself and character assassination, I do not want…my children to grow up in an environment where people are judged based on their sexual orientation.”
美しいだけでなく、とても勇敢な人でもあるんですね。先日国連が上の動画をリリースした時点で、あたしの中で彼女は「インドのシンディー・ローパー」となったのですが、これでなおいっそう好きになりました。