ピュー・リサーチ・センターが2014年に実施した調査で、米国人の66%が大統領候補が同性愛者でも支持するかどうかには影響しないと回答したことがわかりました。これは過去7年間で最高の数字です。
詳細は以下。
この調査は2014年4月23~27日にかけて、米国の50州およびコロンビア自治区在住の18歳以上の成人1501名を対象に、電話を使っておこなわれました。「大統領候補が同性愛者だった場合、支持する可能性は上がりますか、下がりますか」という問いに対する結果はこんな。
この調査により、同性愛への受容が進みつつある時代において、ほとんどの米国人(66%)が大統領候補がゲイまたはレズビアンでも関係ないとしていることがわかった。27%がゲイまたはレズビアンの候補ならば支持する可能性が減ると答える一方で、5%は支持する可能性が増えると言っている。
The survey finds that at a time of increasing acceptance of homosexuality, most Americans (66%) say it wouldn’t matter if a presidential candidate is gay or lesbian; 27% say they would be less likely to support a gay or lesbian candidate while 5% would be more likely.
2007年からの経年変化はこんなです(単位:%)。
2007 | 2011 | 2014 | 07~14年の変化 | |
支持する可能性が上がる | 1 | 3 | 5 | +4 |
支持する可能性が下がる | 46 | 33 | 27 | -19 |
関係ない | 51 | 62 | 66 | +15 |
わからない | 2 | 2 | 2 |
「支持する可能性が下がる」の減りっぷりがすごいですね。そのうち冗談抜きで同性愛者の大統領が誕生するかも。