石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

『Faking It』1×07 "Faking Up Is Hard To Do"感想

Shakes
Shakes / adactio

高校生レズビアンが主役のコメディ、第7話。一時は百合エンドもあるかと思われた展開が、だいぶ怪しくなってます。カーマはただの自己中で操作的な人物に成り果てているし、結局エイミー視点での「青春のほろ苦い失恋」路線でオチがつきそうな予感。

第7話のスニーク・ピークはこちらです。


Here's The Deal Sneak Peek | Faking It | Season 1 | MTV - YouTube

いやね、レズビアン・コメディだからと言ってなんでもかんでも同性同士で両想いにさせてハッピーエンドにする必要はないとは思うんですよ。今回のカーマの「鈍感なストレート」っぷりはいつにも増してものすごかったし、最近AfterEllenに掲載された、衣装担当のマンディ・ライン(Mandi Line)のインタビューを見ても、どう見てもレズビアンなのはエイミーの側だけ。ここまできたらもう、無理に両想いに持って行かない方がかえって新味があって面白いオチが作れそうな気がします。

ただ、それでもキャラとしてのカーマの魅力がどんどん色あせていくのは、見ていてつらいものがあるんですよね。今回のエイミーに対する仕打ちときたら、AfterEllenのコメント欄で「カーマはサイコパス」説さえ飛び出すほどのひどさでしたから。サイコパスまではいかないにしても、どうひいき目に見てもせいぜい「男の子にのぼせあがるあまり、果てしなくセルフィッシュになっていく馬鹿女子高生」にしか見えないのが難。せめてバディ物としての良さぐらいは残してくれるとうれしいんだけど、無理なのかなあ。

次回(シーズン1最終話)のディレクターはJamie Travis氏、脚本家はCarter Covington氏。つまり、非常に好評だった第1~2話と同じ組み合わせです。どうオチをつけるにせよ、なんとかあの面白さを取り戻して有終の美を飾ってくれないものかしら。