石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

トランスジェンダーを性犯罪者扱いした牧師、女性部下へのセクハラで失職

Sexual Shakedown: The Sexual Harassment of Women on the Job

トランスジェンダーを性犯罪者扱いする発言をしていた米テキサス州ヒューストンの牧師が、女性部下に対するセクハラ行為で告発され、市の管理・規制業務部での職を失いました。性犯罪者はどっちだよって話ですね。

詳細は以下。

Transphobic Houston Pastor Embroiled in Harassment Accusations | Advocate.com

この牧師はテキサス州ヒューストンのケンダル・ベイカー(Kendall Baker)氏。氏は2014年4月、トランスジェンダーの人がジェンダー通りのトイレを使うことを認める条例に反対し、この条例はトイレでのセクハラや性暴力を引き起こすと主張していました。

以下、abc13.comより引用します。

わたしの心に浮かぶのは、大人の男がトイレに入り、6歳の少女の横に行き、彼女の横に立ってトイレを使っているイメージです」ケンダル・ベイカー牧師は述べた。

"The imagery that I have in my mind is a grown man going to the restroom, next to a six-year-old girl, standing on side of her, using the restroom," Pastor Kendall Baker said.

どうもこの方、トランス女性は「男」じゃないということが根底からわかっていないみたいですね。

一方この牧師、実は2013年6月に、市の女性職員からセクハラで告発されていたのだそうです。監察長官室の調査で、彼が女性部下たちに以下のようなことをしていたという証拠が発見されました

  • 卑猥なことを言ったり、口説いたりする
  • 性的行為に誘う
  • 女性の身体について下品な発言をする
  • 抱きつく

これにより、ベイカー牧師はヒューストン市から無期限停職処分を言い渡されたとのこと。

ホモフォビアが強い人が実は隠れゲイだったという例は枚挙にいとまがありませんが、性犯罪を懸念してみせる人が実は性暴力(セクハラは性暴力です)加害者だったとはねえ。自分にそういうことをしたいという欲望があるから、他の人もそうしたいはずだと思っちゃうんでしょうか。

ちなみにベイカー牧師の「監察長官室の調査は不適切」という訴えに対し、ヒューストンのアニス・パーカー(Annise Parker)市長は以下のように答えたそうです。

「あなたは市の監察長官室が良い仕事をしているという証拠そのものですよ」

“Absolutely, you are proof we do a good job in the OIG, sir.”

市長もグッジョブ。