石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ファイナルファンタジー14が同性婚可能に 吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが発表

ファイナルファンタジーXIV:  新生エオルゼア

日本時間で2014年6月13日未明、スクウェア・エニックスの吉田直樹氏が、世界最大のゲーム見本市E3(Electronic Entertainment Expo)でのレターLIVEで、『ファイナルファンタジー14』は同性婚可能になる予定だと発表しました。

詳細は以下。

Final Fantasy XIV finally gets same-sex marriage · PinkNews.co.uk

吉田は語った。「エオルゼアでは永遠の絆の儀式で変わらぬ愛や友情を誓うことができるようになるでしょう。この儀式は種族や信条、ジェンダーにかかわらず、誰でも利用できます。2人のプレイヤーが……もし一緒にいたいと望むなら、エオルゼアではそうできるのです。この永遠の絆の儀式によって」

「わたしたちはこのことについて議論しました……そして気がついたんです。エオルゼアの中で誰が互いへの愛や友情を誓うかということに、どうして制限がなければならないのか? それで、このようにすると決めたのです」

Yoshida said: “People within Eorzea will be able to pledge their eternal love and or friendship in a ceremony of eternal bonding. And this will be open to people regardless of race, creed, and gender. Two players…if they want to be together, in Eorzea, they can-through this eternal bonding ceremony.”
“We discussed it… and we realized: within Eorzea, why should there be restrictions on who pledges their love or friendship to each other? And so we decided to go this way.”

ご存知のように、国によって考え方は違います。それでわたしたちは当初異性婚から始めたいと思っていたのですが、その後、慎重な判断をするため、プレイヤーからのフィードバックを熟考したのです。現時点では間に合うかどうかは断言できませんが、プレイヤーと率直に対話し、慎重に検討していきたいと思っています。

“As you know, each country has a different way of thinking. So first we would like to start out with opposite-sex marriage, and then consider the feedback from our players in order to make a careful decision.I can’t say whether or not it will be possible at this point in time. I’d like to keep dialog open with our players as we deliberate the matter.”

SQUARE PORTALによると、この発言は米国ロサンゼルスで6月10~12日(現地時間)にかけて開催された世界最大のゲーム見本市「E3 2014」で、吉田直樹氏のレターLIVE("live letter")によってなされたものであるとのこと。同性婚はパッチ2.4から可能になる予定らしいです。なお、コネクト!オン.comによれば、吉田氏のレターLIVEは日本時間で6月13日未明だった模様。

海外市場を考えると、賢明な判断だと思います。たとえばの話、ヘイトグループからゲイの校長先生を守るため1000人規模でカウンターデモを開いた米国の高校生たちが、「同性カップルなんて結婚できなくて当たり前」というゲームを喜ぶとは思えませんからね。学校のホモフォビックな規則を変えようとがんばったカナダの中学生たちだって、首相に「ゲイの友達が結婚できないのは悲しい」と詰め寄ったオーストラリアの中学生たちだって、同じです。統計を見てもホモフォビアって年寄りほど強いので、そんな層に媚びてるのはビジネス的にも先がないはず。ガラパゴス日本からはおそらくこのニュースへの揶揄や反発もたくさん出てくることでしょうが、そんなの無視してどんどん先に進んで行ってほしいです。