石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

「惰性や不安は根拠にならない」米連邦控訴裁、バージニアの同性婚禁止に違憲判決 他州にも余波

Scales of Justice
Scales of Justice / DonkeyHotey

2014年7月28日、米連邦控訴裁判所が、バージニア州での同性婚禁止を違憲と判断しました。判決文が痛快。この判決を受け、ノースカロライナ州法務官が「もううちの州、同性婚に反対すんのやめるわ」(大意)と発言しています。

詳細は以下。

Federal Appeals Court Strikes Down Virginia Same-Sex Marriage Ban

今回の判決は2対1だったそうです。ヘンリー・フロイド(Henry Floyd)判事は、以下のように述べているとのこと。

「同性婚をひどく不愉快に思う人もいるということは理解している」と彼は書いた。「しかしながら、惰性や不安は、同性カップルたちの正当な法の手続きや、法律による平等な保護を否定する正当な根拠にはならない」

“We recognize that same-sex marriage makes some people deeply uncomfortable,” he wrote. “However, inertia and apprehension are not legitimate bases for denying same-sex couples due process and equal protection of the laws.”

「惰性や不安」とはよく言ったもの。実際、これだけが理由で反対してる人、いっぱいいるもんね。「同性愛は『生物学的に』おかしい」だの「同性婚で少子化になる」だの、理屈にもならない理屈*1を持ち出して理論武装したつもりになっている人たちは、たいがいこの口でしょう。「自分が慣れ親しんだ過去と違うもの、よく知らないものは不安だから否定したい」っていうだけの話でね。

さて、今回の判決を受けて、ノースカロライナ州のロイ・クーパー法務官が「うちの州はもう同性婚に反対しない」「もう言うべき意見は何も残っていない」と表明したんだそうです。一方、サウスカロライナ州はまだ争う意志があると表明し、ウエストバージニア州はコメントを控えている模様。これ以上争っても税金の無駄遣いだろうし、みんなノースカロライナに続けばいいのに。