アナルポルノの消費についてPornhub Insightsが実施した調査で、米国ではゲイよりゲイでない人の方が頻回に「尻」「アナル」で検索しているとわかりました。国ごと、州ごとの比較も面白いです。ちなみに日本も調査結果に登場してます。
詳細は以下。
Pornhub Insightsは、ポルノサイト「Pornhub」(NSFW)の、調査分析部門です。Pornhubでゲイと非ゲイ(異性愛者)のユーザがそれぞれどれぐらい「尻」("ass"。名詞。『尻の穴』とも訳せます)「アナル」("anal"。形容詞)関係の検索語を使っているか調べたところ、結果はこんなだったとのこと。
ゲイの検索者 | 異性愛者の検索者 | |
---|---|---|
「尻(の穴)」関連の検索語 | 5.78% | 7.24% |
「アナル」関連の検索語 | 1.34% | 3.60% |
なんと、異性愛者のユーザの方が尻(の穴)やアナルセックスに興味があるらしいんですね。日頃「異性愛は生殖につながるから『生物学的に』正しい」などと主張していらっしゃる方々は、この事実をどう説明されるんでしょうか。
次、国ごとの比較結果を見てみましょう。「尻(の穴)」「アナル」での検索が多い国を順に並べると、こんな風になるみたい。
- ロシア
- 米国
- カナダ
- 英国
- 中国
元記事にはグラフがあるんですが、ロシアが何しろ圧倒的な突出を見せています。一方変態大国・日本が入ってないわと思ったら、「米国がこれまで戦争で戦った国々からの『尻(の穴)』『アナル』検索」比較の方に登場してました。順位は以下の通り。
- ロシア
- アフガニスタン
- 米国
- ドイツ
- イラク
- イタリア
- 日本
- 韓国
- ベトナム
9ヶ国中7位とは、意外とおとなしい位置だったのね日本。なお、「米国が戦った国」に米国が入っているのはおかしい気もしますが、Queertyのコメント欄では「南北戦争のことではないか」との指摘が。なるほど。
ちなみに州ごとの比較では、「尻(の穴)」での検索が多いトップ3は上から順にカンザス、アラスカ、コロラド。「アナル」だとモンタナ、アラスカ、ワイオミング。どちらもなぜか田舎の方にある州ばかり。なお、両方の検索語で最下位だったのがハワイでした。ひょっとしたら、人は山がちな田舎エリアにいるとアナルセックス好きになりやすいという法則でもあるんでしょうか。日本が9ヶ国中7位なのは、ハワイ同様海に囲まれた島だからなんでしょうか?
それにしても、ポルノサイトがビジネスの一環としてユーザの行動を分析するのは当たり前だとしても、その結果をここまでわかりやすく面白く公開してるサイトって初めて見ました。上記の他にも、「同性婚が認められた州でもゲイポルノの消費は減らないのか」(答えはイエス)、「検索頻度の高い職業は何か」(トップ3は教師、ベビーシッター、看護師)、「巨乳好きと貧乳好きの地域差は」(南米や南欧では巨乳が好まれ、日本人の好みは『ニュートラル』)等々、興味深い記事が多かったです。他のポルノサイトもどんどんこういうのをやればいいのに。