石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

若い世代は年寄り世代よりトランスジェンダーに受容的(米調査)

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ハフィントンポストとYouGovの合同調査で、米国人の若い世代は年寄り世代よりもトランスジェンダーの人々に受容的であるという結果が得られたそうです。

詳細は以下。

The Kids Are All Right With Transgender Rights

この調査は2015年2月17日から20日にかけて、YouGovのオンライン回答者から抽出した米国人成人1000人を対象に実施されたもの。「トランスジェンダーの人々が出生時に割り当てられたジェンダーとは違うジェンダー用の公衆トイレや更衣室やロッカールームを使うことは、認められるべきだと思いますか?」という質問に対し「はい」と答えた人の比率は、年代によって以下のように分かれたそうです。

年齢 「はい」と答えた人
18~29歳 54%
30~44歳 36%
45~64歳 31%
65歳以上 31%

18歳から29歳の世代とそれ以外の世代とで、大きな差があることがわかります。ちなみに、「親は子供に、出生時に割り当てられたジェンダーとは違うジェンダー自認を持つことを認めるべきだと思いますか」という質問への答えも世代間の差が大きく、18歳から29歳では「はい」と答えた人が54%いたのに対し、65歳以上ではわずか29%だったそうです。

この結果について、トランスジェンダーの権利擁護団体「Transgender Law and Policy Institute」(直訳すると『トランスジェンダー法政協会』)の役員であるシャノン・ミラー(Shannon Minter)氏は、米ハフィントンポストに対し以下のように話しているとのこと。

この結果は、一般の人々の間でトランスジェンダーの人々についての学習が急加速で進みつつあることを――そして、トランスジェンダーの人々についてよく知れば知るほど協力的になることを確証しています。

“The results confirm that the public is in an accelerated learning curve about transgender people -- and that the more familiarity they gain, the more supportive they are,”

元記事でもちょっと触れられているのですが、米国では2015年2月、フロリダ州テキサス州で、「自分の出生時に割り振られたジェンダーとは違うジェンダー用のトイレを使ったら刑務所行き」とする法案が提出されたばかりです。してみると、これは旧世代の最後の悪あがきなのかも。意思決定の場の世代交代が進んでいけば、ちょっとはましになっていくのかも……?