石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

反同性愛団体、それと気づかずゲイポルノサイトを宣伝

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米国のロックフェスティバル会場外で同性愛に反対するプラカードを掲げていたキリスト教団体が、自分たちのアンチゲイなブログのドメイン失効に気づかず、閲覧者をゲイポルノサイトに誘導してしまっていたことがわかりました。

詳細は以下。

These homophobes have been unknowingly advertising a gay porn site · PinkNews

この団体は米国ノースカロライナ州で2015年5月2~3日にわたって開催されたロックフェスティバル「CAROLINA REBELLION」に現れ、「地獄には救済はない」などと大書したプラカードを手にしてロック音楽と同性愛に反対していました。写真を見ると、プラカードの片隅に、彼らが運営するブログ「Warnings of Wrath」のURLが書かれているのがわかります。なんでも「ホモセクシュアルの『ソドムの住人』に抗議する」という趣旨のブログなんだそうです。

しかしながらRedditユーザのRevoltingPenguins氏が明かしたところによると、このブログ、実は同団体が気づかないうちにドメインが期限切れになっていたんでした。RevoltingPenguins氏はそのドメインを買い取り、アクセスすると「Scary Fuckers」なるハードコアなゲイポルノサイトに飛ばされるよう細工しておいたのだそうです。「Scary Fuckers」は、キャッチコピーが「生、中出し、生堀り、ハードコアなXXX動画」という成人向けサイト。内容は推して知るべし。

今試しに「Warnings of Wrath」のURLにアクセスしてみたところ、ちゃんと「Scary Fuckers」にリダイレクトされてました。やるなあ。今どきドメインなんて年間数百円で買えるものですし、リダイレクトのための.htaccessファイルもちょっと調べりゃ誰にだって書けますから、これは非常にコストパフォーマンスのいい反撃方法なんじゃないでしょうか。少なくともホームセンターで材料買ってプラカード作るより安いよね。

念のため申し添えておきますが、失効したドメインを第三者が取得するのも、そのドメインから別のWebサイトにリダイレクトさせるのもまったく合法なので、これはあくまでこのキリスト教団体が迂闊だったってことですよ。「ドメインの更新手続きは確実に」というありがたい教訓が得られる、「インターネットちょっといい話」でございました。