石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ユーロヴィジョン準決勝でリトアニアが同性間キス(動画)

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欧州の国別対抗ポップ音楽祭「ユーロヴィジョン2015」準決勝のステージで、リトアニアが男性同士&女性同士のキスを披露しました。

詳細は以下。

Lithuania causes a stir with same-sex kisses at Eurovision semi-finals · PinkNews

キスの場面はこんな。

今年のユーロヴィジョンはかなり「ストレートな」ものになるのではという声もあったのですが、蓋を開けてみればそうでもなかったようですね。

なお、リトアニアのフル・パフォーマンスはこちらで見られます。

同性同士のキスが出てくるのは、1:35~1:36あたりのほんの1秒程度。それ以外の部分では、歌もダンスもずっと男女ペアで進行しています。だからこのパフォーマンスについて「同性愛の宣伝だ!!」などと騒ぐのは変。全部で3分12秒のうち3分11秒、つまり99.5パーセントが異性愛表現に振り向けられているのに、たった0.5パーセントの同性愛表現が気に入らないっていうのは、「ヘテロがすべての表現を独占して当然」と大真面目に主張しているも同然で、それって「フェミナチがぼくのアイスを取った」と大泣きするのと同じぐらい恥ずかしいことなんでは。

なお、この曲を歌ったMonika LinkytėとVaidas Baumilaは、パフォーマンス後のインタビューで「あのキスは単なるショーなのか、それとも社会的なメッセージがあるのか」と問われて、「驚かせるつもりはありませんでした」、「リトアニアは欧州とともに一歩一歩進み、差別をなくしています。わたしたちは平等に賛成しているのです」と答えています。すばらしい。ヒゲのドラァグ、コンチータが昨年の優勝スピーチで言った通り、"We are unstoppable"だぜ!!