石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

イタリア、医療の介入なしでの性別変更を認める 世界で5番目

transgender flag waving : castro,  san francisco (2014)
transgender flag waving : castro, san francisco (2014) / torbakhopper

イタリアがトランスジェンダーの人々に対し、診断も手術もなしで、本人の性自認だけにもとづいて法律上の性別を登録する権利を認めました。

詳細は以下。

Italy becomes fifth country in the world to allow trans people to change gender without a doctor | Gay Star News

このような権利が認められているのは他にアルゼンチン、デンマーク、マルタ共和国、アイルランドの4ヵ国。医療が介入して診断・断種しなければ性別変更を認めないとする国がまだまだ多い中で、画期的な判断だと言えるでしょう。

少し話は飛ぶんですが、日本で同性婚への反対理由として「生殖をともなわない関係は不自然」と叫んでいる人が、法律上の性別変更を望むトランスジェンダーへの断種強制に反対しているのって見たことがありません。そんなに生殖が大事なら、トランスジェンダーの人びとが生殖器を切除しなくても望みのジェンダーで生活できる*1よう、働きかけてもよさそうなものなのにね。結局のところ、アンチLGBTな人たちにとっては「生殖」なんてどうでもよくて、「ちんこまんこをシスヘテロと同じように備え、同じように使わないことが理解できないのでいちゃもんをつけたい」だけなのでは。そんなもので人の一生を左右されてたまるか。てなわけで、今回のイタリアの判断は大いに称えられるべきだとあたしは思ってます。

*1:もちろん、手術したい人が手術を受ける権利を保証した上で、です。