石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

カナダ新首相、オープンリー・ゲイの議員一家と写真撮影

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カナダの新首相ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)氏が、同国のスコット・ブリソン(Scott Brison)議員の家族と撮った写真が話題になっています。ブリソン議員はゲイであることを公表しており、夫と子供がいるんです。

詳細は以下。

People Are Praising Justin Trudeau For This Photo Of Him With An Openly Gay MP's Family - BuzzFeed News

写真はこちらです。

向かって左から2番目が、先日行財政管理調整委員会(Treasury Board)委員長に任命されたばかりのブリソン議員。その右が夫のマクシム・サン・ピエール(Maxime Saint-Pierre)さん。そのさらに右がトルドー首相。抱っこされている女の子たちは、ブリソン議員とマクシムさんの双子の娘、クレアちゃんとローズちゃん。この写真をFacebookに投稿したケベックのLGBT活動家、Laurent McCutcheonさんは、「世界でもこれだけのオープンさを見せる国はほとんどない」とのコメントを添えています。

トルドー首相は先日、ジェンダー、人種、出身地、宗教、障害の有無などにおいて多様な閣僚で構成された新内閣を発表し、「カナダらしい内閣。だって2015年だからね」と発言して大いに話題になったばかりです。

ちなみに英国のシンクタンク「レガタム研究所(Legatum Institute)」が毎年発表している「レガタム繁栄指数(Legatum Prosperity Index)」の2015年版では、カナダが寛容度トップでした。トルドー首相もまた、「カナダらしい首相。だって2015年だからね」と評されるべきでしょうね。