石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ボリビア、トランスジェンダーの性別・氏名変更を認める方向へ

世界の国旗ポストカードシリーズ <アメリカ> ボリビア多民族国 Flags of the world POST CARD <America> Plurinational State of Bolivia

2015年11月24日、ボリビアのビルヒニア・ベラスコ(Virginia Velasco)法務大臣が、トランスジェンダーの人々が法的書類上の性別や名前を変える権利を認める「性自認法」の草案を議会に提出したと発表しました。

詳細は以下。

EL MUNDO - Diario Líder de Información en Bolivia - Personas transexuales y transgénero podrán cambiar su nombre

ベラスコ氏によれば、この法案の目的は、トランスセクシュアルやトランスジェンダーの人々が市民登録上のデータや名前を変更する手続きを確立すること。生物学的性別の変更を証明する医師の診断書を提出する必要を定めた条項があり、法務省は申請から20営業日以内に書類などのチェックをすることになっているとのこと。

ちなみにこの法律では、名前とジェンダーの変更が認められるだけで、同じ性別同士のユニオン(ボリビアには"union libre"と呼ばれる、異性カップルだけが利用できるシビルユニオン制度があります)や結婚は認められないそうです。

同国では同性カップルもシビルユニオンの対象にするよう求める動きがありますから、今後このあたりの法整備が進めば、さらに多くの人が幸せになれるかもしれません。「伝統的家族(もちろん異性婚による)」だの「三世代同居(もちろん異性婚による)」だのを押し頂いて昭和30年代に回帰しようとしている日本は、この人口約1千万人の国にあっさり置き去りにされるかもねー。