石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ナイジェリア警察、男性21名を「アナルセックスの罪」で逮捕

f:id:miyakichi:20151129175531j:plain

ナイジェリアのデルタ州アサバで、2つの大学の男子学生計21名が、同性同士で性行為をしたとして警察に逮捕されました。

詳細は以下。

Police arrest 21 homosexual students in Delta - Punch Newspapers

元記事によればこれらの大学は男性同士の「道を踏み外した性行為の巣窟」だとされている模様。警察の広報官Celestina Kalu氏は、警察は「信頼できる筋」からこの男子学生たちがアナルセックスをしたとの密告を受けて捜査に踏み切ったと述べているそうです。

バッカじゃね?

西原理恵子の漫画『ぼくんち』で、ある女性キャラの「妊娠した」という発言に動揺して大騒ぎする男性家族たちに向かってその女性の母ちゃんがこう言い放つ場面(2巻p. 11)があるんですよ。

あーうるさい。犬でも猫でも人間でもしょっちゅうある事をなんで男はこうさわぐかねえ。

これに則り、わたくしはナイジェリアに向かってこう叫びたいです。

あーうるさい。オランウータンでもイルカでもキリンでもバイソンでもアカゲザルでも(他にも例はありますが以割愛)しょっちゅうある事をなんで無知な輩はこうさわぐかねえ。

たかが同性愛だのオス同士のアナルセックスだのぐらいで今さら何をガタガタ言っているのやら。生物界はそんなことでは揺るぎもしないし滅びもしないのに、「ぼくのかんがえたしぜんのほうそく/せいぶつがく」通りにふるまわない人を叩いて正義を気取るだなんて、愚の骨頂というもの。聞いてますか、そこの鶴指眞澄(つるさしますみ)海老名市議

なお、上記の「オス同士のアナルセックスぐらいしょっちゅうある事」という点に異を唱えたいとお考えの方は、「ぼくのかんがえた(略)」を披露される前に、まず山ほどある先行研究を以下のような書籍などで把握なさってくださいね。残念ながら、今検索した限りでは「TSUTAYA図書館」こと海老名市立図書館には置いてないみたいですけど。

Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity

Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity

この本の概要を日本語で見てみたい方は、以下をどうぞ。