カナダのジャスティン・トルドー首相が、職場でホモフォビックないやがらせを受けた男性に暖かい支援のメッセージを送りました。
詳細は以下。
Justin Trudeau Sent A Sweet Message To A Man Who Received A Homophobic Valentine At Work / Queerty
ことのおこりは2016年のヴァレンタインデー。エドモントンにあるパーティーグッズ専門店「パーティ・シティ」で働くディーガス・シコースキー(Degas Sikorski)さんのもとに、職場の何者かから、以下のようなホモフォビックなメッセージが届けられたのだそうです。
「オカマ野郎。おまえがシフトに入れないのには理由があるんだよ」
“Faggot. You are not getting shifts for a reason.”
Attitude Magazineに掲載された写真を見るに、このメッセージはバレンタインの飾り物に太字のマーカーで書き殴られていた模様。この後ディーガスさんはお店を自主退職したそうです。
ディーガスさんのお母さんがこのメッセージの写真をFacebookに載せたことがきっかけで、本件はオープンリー・ゲイの下院議員、ランディ・ボアソノール(Randy Boissonnault)氏の知るところとなりました。ボアソノール氏はディーガスさんに支援の意を伝えるバレンタインカードを作り、たくさんの政治家にメッセージを書き込んでもらったのですが、その「政治家」たちにジャスティン・トルドー首相も加わったのだそうです。
トルドー首相がカードに書いたことばはこんな。
「親愛なるディーガス、あなたの友達はヘイターより何百万人も多いと知ってください。わたしもその友達のひとりです」
“Dear Degas, know that your friends outnumber the haters by the millions and I’m one of those friends.”
すごい。これこそ"because it's 2016"。トランプが勝とうと勝たなかろうと、あたしゃカナダに移住したいよ。