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石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャー。

米ミシシッピ州で反LGBT法成立

LGBTニュース 百合/レズビアン ゲイ バイセクシュアル トランスジェンダー

Mississippi State Flag
Mississippi State Flag / StuSeeger

米国ミシシッピ州で2016年4月5日、宗教を理由としてLGBTの人々などへのサービス提供を拒否することを認める新法が成立しました。以下のニューズウィーク日本語版の説明がわかりやすいです。

ミシシッピ州で「反LGBT法」成立、広範な差別が合法に | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

上記によると、今回フィル・ブライアント知事が署名した「下院法案1523号」により、以下のようなことが可能となるとのこと。

  • 里親がLGBTの子供を「転向セラピー」(引用者注:非異性愛者を異性愛者に『矯正』するという触れ込みのいんちきセラピーのこと。自殺やうつ状態を引き起こす可能性があり、州によっては違法です)に送り込むこと
  • 宗教的信条を理由に従業員を解雇すること
  • 学校がトランスジェンダーの生徒に性自認通りの服を着るのを認めないこと
  • 宗教的信条を理由に住宅の賃貸・売買を拒否すること

もう少し詳しい話がノースカロライナ州よりヤバい!?「全米最悪」の反LGBT法・ミシシッピ州のHB 1523の内容を調べてみた! - #あたシモにあります。以下、引用。

公務員、民間企業や宗教団体がLGBTコミュニティーに対して同性婚に関するサービスや物品の提供を拒否することができるようになります。結婚式場、ウェディングサービスの他、里親提供サービス、養子縁組サービスなどは、連邦補助金を受けとっていたとしても、LGBT家族に対してサービスを拒否する権利が認められ、さらに去年同性間の婚姻届を勝手に不受理として裁判沙汰にまでなったキム・デービスのように、役所で婚姻届を受け付ける事務員が受領を拒否するようなことも認められるようになります。また、雇用主が、トランスジェンダーであることを理由に従業員を解雇するようなことを、政府は禁止できなくなります。

連邦補助金を受け取っている企業・団体でも、いやそれどころか役所でも差別のし放題。LGBTピープルは生活できないよ、これじゃ。

米国はその昔自由州と奴隷州に分かれていたものですが、今後は自由州とLGBT差別州に分かれて行くんでしょうかね。今さらメイソン・ディクソン線のリバイバルかよ。なにが"all men are created equal"だ、これじゃ"all white cis straight men are created equal"だろ。