石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

コロンビア、同性婚法制化へ

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コロンビアの憲法裁判所(corte constitucional)が2016年4月7日、公証人に同性カップルの結婚を登録させまいとした判事の意見を6対3でしりぞけ、同性婚法制化への道を開きました。

詳細は以下。

Colombia's highest court paves way for same-sex marriage

同国の同性カップルは、これまでシビルユニオン制度で相続、年金、健康保険などの権利を得ることはできたものの、結婚する権利は否定されていました。コロンビアの下院議員でLGBT活動家のアンヘリカ・ロサノ(Angélica Lozano)氏は、今回の判決について以下の動画でこんな風に語っています。

わたしたちは20年間2等市民でしたが、その時代は今日終わります。憲法裁判所は、国会が19年にわたり、20以上の法案について否認してきたことをおこなう権利を完全に認めました。今日裁判所は、わたしたちは法の下に平等であり、従って、国民や国全体から平等に扱われねばならないとしたのです。

20 años erámos ciudadanos de segunda categoría y hoy termina esa etapa la corte constitucional reconoció la plenitud de derechos to do lo que el congreso negó durante 19 años en mas de 20 proyectos de ley. Hoy la corte nos antojó somos iguales ante la ley y así debe ser tratada la gente y el todo el país.

Telegraphによれば、同議員はまたこんなことも言っているそうです。

「今日わたしたちは憲法上の権利を勝ち取りました。今度は町で、そして人々の家の中での戦いを続けねばなりません」

"Today we've won our constitutional rights, now we need to fight on the streets and inside people's homes," she said.

つまり、これで同性婚が可能になっても、差別を終わらせるための戦いはまだ続くよということ。他国の例を見ても、それは正しいよね。判決が出たり、法律ができたりしても、それだけでいきなり差別がなくなったりはしませんから。それでもともかく、¡Felicidades Colombia!