石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

スウェーデンのレズビアン・ホラー映画"Alena"が公開へ

Alena


レズビアン要素多めのスウェーデン映画"Alena"が、近々米国マイアミビーチのLGBT映画祭で公開されます。同名のグラフィックノベルを原作とする、ひねりの効いたホラー作品だとのこと。

詳細は以下。

"Alena" is a sexy but twisted lesbian thriller - AfterEllen

トレイラーはこちら。(英語字幕で見られます)

ストーリーは、スウェーデンの一流寄宿学校で、何やらわけありらしき転入生アレーナ(Amalia Holm)がクイーンビー・タイプの女生徒フィリパ(Molly Nutley)らにいじめられ、やがて残酷な事件が起こり始めるというもの。特筆すべきは、アレーナが「ホットでキュートな」(元記事より)相思相愛関係になるファビアン(Felice Jankell)というクラスメイトは、実はフィリパの片想いの相手でもあるということ。事件の陰にはアレーナの元カノ(または元親友)の存在も絡んでいて、つまりこれって、ミステリアスなホラーであると同時に、女子生徒同士の愛憎劇でもあるんです。

AfterEllenで褒められてるってことは通り一遍の"dead lesbian syndrome"系作品ではなさそうだし、アレーナとフィリパの関係描写もいいらしいしで、これはちょっと見てみたいわ。日本で上映される可能性は薄そうだけど、DVDが出たら買ってみようと思ってます。