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石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャー。

多様性はどこ行った。NYコミコン2016の「ポップカルチャーにおけるLGBTの人々」パネルが全員白人男性

Welcome To Comic Con
Welcome To Comic Con / Seiya235

漫画などポップカルチャーの祭典「ニューヨーク・コミコン(Yew York Comic-Con)」が、2016年10月6日から8日にかけてマンハッタンで開催されました。LGBTテーマの公開討論会が、なんだかおかしなことになっていたみたいです。

訳:「ポップカルチャーにおけるLGBTの人々についての公開討論会が、誇張なしに全員白人男性」。

……これでこのテーマを語れると思われているのだとしたら、そりゃあ、ドラマの中でレズビアンやバイセクシュアル女性のキャラが安直に殺され続けるはずだわ……。

なお、上記のツイートは、レズビアンやバイセクシュアルなどの女性(や、その友人)向けWebサイトAutostraddleの編集主任、ヘザー・ホーガン(Hether Hogan)さんによるもの。このホーガンさんが約半年前にツイートしていたこちらの数字と合わせて読むと、より味わい深いですよ。

画像内の文言を訳すと、こんな感じです。


18000人以上 異性愛者のTVキャラ

383人 レズビアン/バイセクシュアルのTVキャラ

95回 レズビアン/バイセクシュアルのTVキャラの死

30回 レズビアン/バイセクシュアルのTVキャラのハッピーエンディング

これは、TVの歴史におけるレズビアン/バイセクシュアルキャラの扱いをインフォグラフィックス化したAutostraddleの記事の内容を要約したもの。こんなことが起こっているのは、「LGBTの人々について」討論するはずの場所でさえこんなにも白人男性中心だからなのでは。2015年のプライムタイムのTV番組に有色人種のトランスジェンダーのキャラクタがひとりも登場しなかったのも、結局それが原因なのでは。米国のポップカルチャーは日本に比べればよっぽど先進的ではありますが、克服すべき課題はまだまだ残ってるみたいですね。