コカ・コーラ社が最近リリースした、姉弟(兄妹かも)がマッチョイケメンのプールボーイの愛を奪い合うというストーリーのCMがたいへん面白いです。
詳細は以下。
Brother and sister fight over hunky pool boy in brilliant new Coca-Cola advert | Attitude Magazine
CMはこちら。台詞はひとつもないので、英語が得意でない方でも大丈夫です。見どころは、(1)男きょうだいが当たり前のように男性に恋していること、(2)『トムとジェリー』風のドタバタアクション、(3)オチ。
「わが社はLGBTの権利を支持していますッ!!」とまなじりを決して訴えるようなCMも、そりゃ、必要かもしれませんが、こういう「特に何の説明もなく、同性が好きな人が当たり前に画面に登場している」という表現が見られるのは、いち同性愛者としてもっとうれしいです。「ジェンダーや性的指向こそ違えど、結局はただの似たもの家族であった」というオチも好き。先日のスーパーボウルでの「アメリカ・ザ・ビューティフル」を多言語で歌うCMがトランプ支持者から反発を受けたコカ・コーラ社ですが、こうしてみると一歩も退く気はないようですね。その心意気やよし。