石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ドラマ『ブル~ス一家は大暴走!』のアリア・ショウカットが両性愛者としてカミングアウト

ARRESTED DEVELOPMENT: SEASON 4

米FOXで1~3シーズンが放映されたのち、シーズン4以降がNetflixで制作・配信されている人気コメディ『ブル~ス一家は大暴走!』のメイビー・フュンク役で知られる米女優アリア・ショウカット(Alia Shawkat)が、両性愛者であることを公表しました。

詳細は以下。

Actress Alia Shawkat on Bold Projects, 'Broad City' & Being Queer in America | Out Magazine

ついさっき「最近バイセクシュアルとしてカミングアウトする人が増えてきているような気がする(大意)」と書いたとたんにこのニュースだもん、びっくりよ。なんでも上記のOut Magazineでのインタビューによると、アリア・ショウカットは10歳のとき母親から「男の子と女の子のどちらが好きなの?」と訊かれて「わかんない」と答えた記憶があるんだそうです。で、今ではどうなのかというと、こう。

今では自分はバイセクシュアルだと考えていて、自分の中の男性的なエネルギーと女性的エネルギーのバランスをとることが、役者としての成長に大きな役割を果たしていると思っています。

Now I consider myself bisexual, and I think balancing my male and female energies has been a big part of me growing as an actor.

クィアなアーティストとして今後進んで行くことについてどう思っているかという質問に対しては、こう。

わたしはあまりずけずけとものをいうようなタイプではなかったのですが、女性として、アラブ系アメリカ人として、そしてLGBTQコミュニティのひとりとして、何であれ自分の持っている声は使わなければなりません。

I used to be less outspoken. But as a woman, an Arab-American, and a member of the LGBTQ community, I have to use whatever voice I have.

『ブル~ス一家は大暴走!』(原題:"Arrested Development")って、リンジー・フュンケ役のポーシャ・デ・ロッシ(Portia de Rossi)がエレンと出会った2年後(2003年)に始まったドラマ*1ですよね。仕事仲間に隠しごとをしたくないと考えたポーシャが、役を失うかもしれないと怯えながらプロデューサーや共演者たちにカミングアウトしたという、あのドラマ。そのポーシャ演じるリンジーの娘役のアリアが、両性愛者だったとはねえ。今しみじみとS1E1を見直しちゃったわ。今年の夏にも撮影開始するのではと言われているシーズン5が、いよいよ楽しみだわ。

*1:de Rossi, P. (2010). Unbearable Lightness: A Story of Loss and Gain. p. 292. New York, NY: Atria Books.