石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ホワイトハウスがルクセンブルク首相のゲイ・ハズバンドを無視 NATOサミット首脳配偶者集合写真のキャプションで

White House
White House / karen_neoh

ホワイトハウスがNATOサミット出席国首脳夫人らの集合写真に添えたキャプションで、なぜかルクセンブルク首相の同性配偶者ゴティエ・デストネ(Gauthier Destenay)氏の存在が無視されていたことがわかりました。このキャプションは後から修正され、デストネ氏の名前が書き加えられています。

詳細は以下。

White House photo caption omits husband of Luxembourg's gay PM | US news | The Guardian

デストネ氏はベルギー人の男性建築家で、ルクセンブルクのグザビエ・ベッテル(Xavier Bettel)首相とは2015年4月12日に結婚。ブリュッセルで2017年5月25日に開かれたNATOサミットでは、他の出席国首脳夫人らと笑顔で集合写真におさまりました。

ところがその後、ホワイトハウスの公式Facebookがこの写真を掲載したとき、キャプションで「NATOのリーダーの配偶者たち」として各国首脳夫人の名前を列挙しつつも、なぜかデストネ氏の名前にだけは触れずじまいだったのだそうです。写真にはしっかり彼の姿が写っているのに。The AdvocateはこのFacebookポストのキャプチャをTwitterに載せ、「ルクセンブルクのファースト・ジェントルマンがメラニア・トランプと一緒にこの写真に写っているのが見えたらリツイートを」と皮肉っています。

The Guardianによると、ホワイトハウスはその後、キャプションを修正してデストネ氏の名前を付け加えたとのこと。先ほど(日本時間で2017年5月28日昼頃)実際にこのポストを確認したところ、確かにブルガリアとベルギーの首脳夫人の名前の間に"Luxembourg's Gauthier Destenay"という文字列が挿入されていました。なお、少なくとも今までのところ、ホワイトハウスはこの件についてのコメント要請には答えていないのだそうです。

これが単純なミスだったのか、それとも意図的なものであって指摘がなければあのままにするつもりだったのは不明ですが、そのどちらだとしても、やりかたがあまりに幼稚で迂闊だったということだけは確実に言えるのでは。もっとも米大統領がロシアとの不適切なつながりを疑われている"tiny, tiny, tiny little man"である今、そのうちホワイトハウスがスターリン時代のソビエトみたいに写真まで改竄し始めたとしても、あたしゃ驚きませんけどね。