石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

YouTubeのオフィシャルLGBTQプライド動画がヘイターに荒らされる

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YouTubeが2017年6月27日に発表したLGBTQプライド動画に、ヘイターからのホモフォビックなコメントや低評価が殺到しています。

詳細は以下。

YouTube LGBTQ Pride Video Blasted with Homophobic Comments, Dislikes - Towleroad

まず動画をどうぞ。(日本語環境でYouTubeにログインしていれば、日本語字幕が出てくると思います。もし出て来なくても、歯車アイコンをクリックすれば日本語字幕が選べます)

YouTubeは昨年も一昨年も、これと同様のプライド動画を発表しています。今調べてみると、2015年の動画には「高く評価」が約16万6千つけられているのに対し、「低く評価」は約2万8千。それが2016年になると「高く評価」が約22万9千、「低く評価」が約28万4千と形勢逆転しています。そして、昨日発表されたばかりの2017年の動画では、現時点で「高く評価」が約15万8千、「低く評価」が約19万3千。コメント欄は「YouTubeはこんなものを押し付けるのをやめろ」「『低く評価』を20万達成させよう」「この動画に出てくる人を全員サウジアラビアに送り込め」などのコメントでいっぱいです。

これってつまり、アンチLGBTQなインターネット・トロールが年々図に乗りつつあるってことなんだろうなあ、おそらく。「メイク・アメリカ・ストレート・アゲイン(アメリカを再び異性愛に)」なんていう、トランプのキャンペーンの尻馬に乗ったコメントをしている人もいるところを見ると、2016年米大統領選の影響もあるのかも。

YouTubeは最近、別に成人向けの内容ではないLGBTQ関連の動画が制限モードにされていたことを謝罪し、システムを修正すると発表したばかりですが、せっかくのプライド動画の評価やコメント欄をヘイトの巣窟にしておくことについてはどう思ってるんでしょうか。こういうひどい現実があるからこそこの動画で言うところのプライドが大事だということはわかるのですが、だとしても何らかのモデレーションが必要だとあたしは思うんだけど。