石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

レズビアンもののミュージカル『ザ・プロム(The Prom)』がブロードウェイ進出

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「米国の田舎町の女の子が彼女とプロムに行こうとし、周囲に騒動が巻き起こる」というあらすじのミュージカルコメディ『ザ・プロム(The Prom)』が、2018年秋にブロードウェイに進出するそうです。

詳細は以下

New Lesbian Musical "The Prom" Will Party On Broadway | NewNowNext

『ザ・プロム(The Prom)』は、脚本を『アラジン』のチャド・ベルゲン(Chad Beguelin)と『ドロウジー・シャペロン』のボブ・マーティン(Bob Martin)が担当し、『ウエディング・シンガー』のマシュー・スクラー(Matthew Sklar)が作曲したミュージカル。演出と振付は『ブック・オブ・モルモン』のケイシー・ニコロー(Casey Nicholaw)。以下、Broadway Musical Home - The Promに掲載されているあらすじを訳してみました。

落ちぶれた4人のブロードウェイ・スターが、心の底から新しいステージを必要としている。それで、インディアナ州の小さな町にトラブルが巻き起こり、しかも報道もされていると聞いて、彼らはこの件に……そして自分たちにスポットライトを当てようと考える。この町のおとなたちはプロムは異性愛者だけのものにしたいと思っているのだが、ある生徒が自分のガールフレンドをプロムに連れて行きたいと思ったため、町中が運命の1日を迎えることになる。そこに、ブロードウェイのあつかましい面々が戦いに加わろうとやってくる。ダンスのステップで世界を変える気満々で。

Four fading Broadway stars are in desperate need of a new stage. So when they hear that trouble is brewing around a small-town Indiana prom—and the press is involved—they know that it’s time to put a spotlight on the issue…and themselves. The town’s parents want to keep the dance on the straight and narrow—but when one student just wants to bring her girlfriend to prom, the entire town has a date with destiny. Now, Broadway’s brassiest are coming to join the fight and they are ready to kick-ball-change the world.

芝居の雰囲気については、こちらのトレイラーをどうぞ。

この作品は2016年にアトランタで最初の公演を迎えていますが、プロデューサーのドリー・ベリンスタイン(Dori Berinstein)によれば、アトランタを選んだのは観客が全員レズビアンのプロムに賛成しているわけではないところで作品をテストしたかったからなのだそうです。Playbillによると、ブロードウェイでの上演は2018年11月15日から。

『Fun Home(ファン・ホーム)』がミュージカル化され、そしてトニー賞を獲った時、「レズビアンが主役の辛気臭い話がこんなにも陽を浴びる日が来るなんて!!」と感激したものですが、『ザ・プロム(The Prom)』にもぜひ大当たりしてほしいものです。将来的に日本でも上演されるといいなあ。