石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

英同性カップルの養子縁組申し込みが記録的数字に。一方異性カップルは……

f:id:miyakichi:20171124224458j:plain

2016年に英国で同性カップルによる養子縁組申し込みが飛躍的に増えた一方、ヘテロカップルによる養子縁組申し込みは減っていたとするリサーチ結果を、同国の法律事務所ウィルソンズ(Wilsons)が発表しました。

詳細は以下。

More LGBT couples and fewer heterosexual couples are applying to adopt children in the UK | The Independent

同事務所によると、同性カップルによる養子縁組の申し込みは2014年から2015年にかけて510件だったのが、2016年には586件という記録的数字に到達したとのこと。その一方で、ヘテロカップルからの申し込みは4910件から3561件まで減っていたのだそうです。ウィルソンズのサラ・ウッド=ヘルス(Sarah Wood-Heath)副代理人は、前者が増えたのは2013年の同性婚法制化の影響によるもので、後者が減ったのは代理出産や体外受精など、実子をもうけるための医療技術が進歩したからではないかと示唆しているとのこと。

ちなみに英国で同性カップルによる養子縁組が法的に認められたのは2002年のこと。PinkNewsによると、2016年の時点で、英国内で養子を迎えたカップルの10組に1組が同性カップルだったそうです。今後は同性カップルの割合がもっと増えていくかもしれませんね。