石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

カナダの男性が「最高にゲイなケーキ」をパン屋に発注。パン屋さん全力で応える

米国では現在、パン屋が同性婚のウエディングケーキの注文を拒否することを認めるかどうかの訴訟が連邦最高裁まで進んでいるところ。一方お隣のカナダでは、男性と婚約した男性が地元パン屋に「最高にゲイなケーキ」を注文し、素敵なことになっています。

詳細は以下。

A Canadian Man Asked a Bakery for the Gayest Cake It Could Make, and It Delivered - Towleroad

この男性クリス・ファリアス(Chris Farias)さんのInstagramによると、ファリアスさんはボーイフレンドのジャレド・レノーヴァー(Jared Lenover)さんとの婚約を祝うため、地元オンタリオのパン屋「ケーキ・アンド・ローフ・ベイカリー(Cake and Loaf Bakery)」に「できる限り最高にゲイなケーキをつくってほしい」と頼んだのだそうです。お店の人は「やりましょう!」と快諾し、ファリアスさんは出来上がったケーキを見て泣いたとのこと。

この「最高にゲイなケーキ」の写真はこちらです。

写真に太字で添えられた、「カナダでは、ゲイなケーキを頼めばゲイなケーキが手に入る」という事実の尊さよ。

パン屋さんがこの写真につけたコメントもとてもいいので、ご興味がおありの方はぜひどうぞ。なお、「たかがケーキでなぜこんな大騒ぎを」とお思いの方は、ファリアスさんの以下のInstagram ポストも合わせてどうぞ。

Tシャツ写真のキャプションの冒頭部は、こんな意味です。

これはケーキの話じゃないんだ。インクルージョン(包摂)と、人権と、もっとたくさんのものの話なんだ

It's not about a cake. It's about inclusion, human rights, and so much more