石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

豪シドニーがレインボー花火で2018年を迎える

オーストラリアのシドニー市が、昨年(2017年)同国で成立した同性婚を称えるため、レインボーカラーの花火を盛大に打ち上げて新年を迎えました。約150万人の観客を集めたこの花火のデザインには、ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)も加わっているとのこと。

詳細は以下。

Sydney welcomes 2018 with rainbow display celebrating same-sex marriage · PinkNews

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この花火の舞台となったのは、同地のオペラハウスと並ぶランドマークであるシドニー・ハーバーブリッジ(Sydney Harbour Bridge)。金色と銀色の花火が上がる約20秒間の部分を、かねてから同性婚支持を表明していたオーストラリアの映画俳優ヒュー・ジャックマンがデザインしたそうです。シドニーのクローヴァー・ムーア(Clover Moore)市長は、国民投票で市民の5人に4人が結婚の平等に賛成した2017年という年をこのように見送るのはファビュラスだと話しているとのこと。

昨年ホモフォビックな人々がこの国民投票(郵送調査)に際して繰り広げていた差別扇動キャンペーンはそれはそれはひどいものだったので、これぐらい大々的に平等を祝ってようやくバランスがとれるぐらいなんじゃないかと思いました。何しろアンチゲイな皆さんときたら、同性婚賛成派の家を破壊してスプレーペイントで鉤十字を書いたり、レインボーカラーのバンダナをつけていた犬を蹴ろうとしたり、ヘイトポスターで「同性カップルの子供は虐待される」というデマを広めようとしたり、ゲイとトランスを一緒くたにして両方への偏見を煽るCMを流したり、 同性婚にノーと言うよう促す大看板をロードサイドに立てたりと、それはそれは熱心に憎悪を噴出させてましたからね。いくらその後投票者の約6割が同性婚を支持し、法案も可決されたと言っても、それだけで社会の中のあれだけの憎悪がなかったことになるわけではありません。今後も花火で何でも打ち上げて、くどいほどに「この社会に差別の居場所はないのだ」と表明していかなければ、アンチゲイキャンペーンによって毀損された社会への信頼感や安心感は回復しないと思います。必要なのよ、こういう目に見えるイベントは。