石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ブラジルでレズビアンの市議が射殺され全国で抗議集会

[2018-03-15] Ato por Marielle Franco_018_Romerito Pontes
[2018-03-15] Ato por Marielle Franco_018_Romerito Pontes / Romerito Pontes

ブラジルのリオデジャネイロ市議で人権活動家のマリエーレ・フランコ(Marielle Franco)氏が、2018年3月14日、2人の男に銃で撃たれて亡くなりました。フランコ市議は黒人のレズビアンで、この事件は暗殺と報じられています。

詳細は以下。

Protests held across Brazil after Rio councillor shot dead | World news | The Guardian

事件が起こったのは3月14日の夜で、このときフランコ氏は黒人女性を力づけるイベントから車で帰宅する途中でした。そこに1台の車が近づいてきて、中にいた2人の男が計9発の銃弾を撃ち込み、フランコ氏と運転手を殺害したとのこと。後部座席にいた市議秘書もけがをしたそうです。

フランコ氏は同国の貧しい地域出身で、2016年に初当選。警察の暴力に反対し、女性や貧困者のために戦う人だったとのこと。ありし日の彼女のスピーチ動画はこちらです。

ブラジル中の人が彼女の死に対する抗議活動を起こし、特にリオデジャネイロでは何千人もの人々が道を埋め尽くしました。

なお犯行現場で発見された薬莢は連邦警察が2006年に購入したもので、2015年に警察官が少なくとも17人を殺した事件で使われたのと同じロットのものだったと報告されています。国連はこの暗殺事件について「包み隠しのない、信用に足る」調査をするよう求めているそうです。

抑圧に抗議しなければ殺される、抗議すればなおさら殺される(しかも治安関係者によって?)って一体どうすればいいんだろうと思うんですが、その答えは彼女の死を悼むハッシュタグにあるのかもしれないと思いました。#MariellePresente(マリエーレはここにいる)っていうんです。殺されても彼女はわたしたちとともにいるぞ、わたしたちが後に続くぞと生きてる人たちが言い続け、戦い続けるしかないのだと思います。ブラジルに限らず、どこでも。