石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

トランスジェンダーの校長に不信任決議 米マサチューセッツ

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2018年2月にトランスジェンダーとしてカミングアウトした米国マサチューセッツ州ボストンの小学校長が、保護者らの不信任決議を受け、学校を去ることになったそうです。

詳細は以下。

Massachusetts Principal Let Go After Coming Out As Transgender | NewNowNext

同州スワンプスコットにあるスタンリー小学校(Stanley Elementary School)のシャノン・ダニエルズ(Shannon Daniels)校長は2月4日、学校職員と保護者らに宛てた手紙で、自分がトランスジェンダーであることを公表していました。その時点では学校側は支持的で、スーパーインテンダントのパメラ・アンジェラキス(Pamela Angelaki)氏もダニエル氏の「勇気と、正直さと、オープン度」を称賛していたとのこと。

しかしながら3月1日、同校の児童の保護者らが、ダニエルズ氏に対する不信任決議案を可決。氏の性自認ではなく職務遂行能力に問題があるというのが保護者らの主張です。前述のアンジェラキス氏は、ダニエルズ氏は学期の残りの期間中は休職となり、学校は彼女との雇用契約(6月30日で期間満了)を更新しないと発表したとのこと。

子供たちに「正直であれ」と教えるのは教師の大切な役割だと思うんですが、その教師が真実を語ったとたんに職を失うというのも妙な話です。ボストン・グロゥブ紙によれば、ダニエルズ氏を不信任とする嘆願を始めた保護者らの主張は、氏が「適切な学習環境を提供せず、子供/児童たちの安全を第一としていない」とか、「子供たちと職員の両方にとって有害な環境を創り出していた」とかいうものらしいんですが、曖昧過ぎて具体的に何が問題とされているのかわかりません。スワンプスコットには性自認を理由とする差別を禁じるポリシーがあるんだそうですが、言葉遣いさえ曖昧にしておけばポリシー違反とはされずに済むってこと? 釈然としないわ。