石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

オーストラリア全土で同性カップルの養子縁組が可能に

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オーストラリア中央北部の準州ノーザンテリトリーが、2018年3月13日、同性カップルが養子をとることを認める法案を可決。これにより、同国では国中どこでも同性カップルが養子縁組できるようになりました。

詳細は以下。

Same-sex couples can now adopt anywhere in Australia as final territory changes law

同準州のこれまでの法律では、養子を迎えられるのは2年以上結婚している男女カップルだけだったのだそうです。そして、オーストラリアで同性カップルが養子を迎えることを認めていないのは、同準州だけでした。それが今回の可決により、結婚していようといまいと、そして同性カップルであろうと異性カップルであろうと養子縁組できるようになるとのこと。ノーザンテリトリーのデイル・ウェイクフィールド(Dale Wakefield)家族相は、婚姻状態やジェンダーを問わず、子供に愛情のある安全な家庭を与えたいと思っているすべてのカップルに養子縁組の権利を与えるべきだとし、以下のように話しているそうです。

「養子縁組法を現代的なものにするのは、今日のノーザン・テリトリーの多様性を反映しているのです」

‘Modernising our adoption laws reflect the diversity of Territory families today.’

ついこの間(2017年12月)平等な結婚が可決されたと思ったら、そこからわずか3か月と少しで全国どこでもゲイカップルが養子縁組できるようになるとは。これで親を必要としている子供と子供を迎えたいカップルのマッチングがうまく進んで、幸せな人が増えていくといいなあ。