石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

豪州で最初に同性婚した末期がんの女性が死去 

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オーストラリアで最初に同性パートナーと結婚した末期がんの女性が、その48日後に亡くなっていたことが公表されました。

詳細は以下。

Before she passed away, Jo was finally able to call Jill her wife

オーストラリアで同性婚が認められたのは2017年12月8日のこと。同国で結婚するには通常1か月の待期期間が必要なのですが、この女性、Jo Grantさん(48)は末期がんを患っていたため、例外的に12月15日に結婚することが認められていました。

GrantさんとパートナーのJill Kindtさんとの写真はこちら。

Grantさんは1月30日に亡くなったそうです。Kindtさんによれば、家族はGrantさんは郵送調査(同性婚に賛成か反対かを問う国民投票。回答期間は2017年9月~11月で、11月7日の結果発表で賛成多数と報じられました)が終わるまでもたないだろうと思っていたとのこと。

「オーストラリアがイエスに票を投じたときにはほっとしました」と彼女は言う。

「胸が高鳴ったりはしませんでした。それどころか、ほっとしたんです」

"We were relieved when Australia voted yes," she said.

"We weren't excited, we were actually relieved."

ふたりは別に同国初の同性婚カップルになりたいと思っていたわけではなく、ただ関係を法的なものにしたいと考えていたとのこと。Grantさんの訃報は悲しいけれど、亡くなられる前に望みがかなったことはよかったと思います。どうぞ安らかに憩われますよう。