石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

夫から花を贈られた男性教員を校長が叱責 児童と保護者が教員を支持

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米国イリノイ州の小学校児童と保護者らが、ゲイ男性の教員への支持を表明する集会を開きました。この教員はバレンタインデーに夫から花が届いたことがきっかけで、校長から叱責を受けていたんです。

詳細は以下。

Hundreds Turn Out to Support Gay Teacher Reprimanded After Husband Sent Him Flowers - Towleroad

この教員、ネイサン・エッター(Nathan Etter)さんは同州バーリントンにあるプレイリー・ヴュー・グレード・スクール(Prairie View Grade School)の音楽教師。エッターさんは2017年8月に夫のフィリップ・エッター(Philip Etter)さんと結婚しており、2018年のバレンタインデーにはフィリップさんからのプレゼントの花が学校まで届けられました。

NBCシカゴによれば、その後、こんなことが起こったとエッター氏は話しているとのこと。

「一年生の反応に、『ゲーッ、気持ち悪い』というようなものがありました」と、エッターは、バレンタインデーに彼宛ての花が配達されたときの、生徒たちの反応を振り返った。「わたしは、『だめだよ、きみたち……それは敬意があるとはいえないよ』と言いました」

"There was (a) first-grade response, such as "ew, gross," Etter recalled of his students' responses when the flowers were delivered to him on Valentine's Day. "I said 'no friends ... that's not showing respect.'"

Chicago Tribuneによるとエッター氏はこのとき、子供たちに向かって、敬意と寛容について、そしてふたりのママやふたりのパパがいる家庭もあるということについて「とても短いコメント」をしたのだそうです。ところがその後、ある児童の保護者が、エッター氏のコメントに関する「真剣な懸念」を校長に伝え、エッター氏は校長から「カリキュラム以外のことをしてはいけない」と叱責されてしまったとのこと。

エッター氏はこれを差別的な扱いだとして謝罪を求め、約100人の児童や保護者、教職員組合員らが、エッター氏を支持すると表明する抗議集会を4月16日に開きました。

上記動画には、抗議集会の参加者が「ヘイ、ヘイ、ホー、ホー、差別をなくせ!」とチャントしている姿が映し出されています。「こんなことが今、この時代に、21世紀に起こるなんて。こんなことは終わりにしなければ」と話しているのは、元教員のDeb Twenhafalさんだそうです。

エッター先生がこの機に子供たちに対して指導したことがだめなら、それこそふたりのママやパパがいる子に対して他の子が「ゲーッ、気持ち悪い」と言っても無視しておけということになるのでは。それは教育機関としておかしいでしょう。百歩譲ってこんなことで苦情を言ってくる保護者がいるところまでは仕方ないにしても、校長がそれにあっさり迎合してどうするんだと思います。まだまだ戦っていかなきゃいけないものは多いし、声を上げることは大切だと改めて思いました。まだ寒そうなバーリントン(今調べたら、同地のこの日の最高気温は1度でした……)で抗議のために集まった皆さんを、心からたたえます。