2016年の米国フロリダ州のゲイ・ナイトクラブ「パルス」での乱射事件の数時間後、銃などを積んだ車でL.A.プライドに向かう途中で逮捕された男が、2018年7月26日、懲役7年の判決を言い渡されました。
Armed man going to California gay pride event gets 7 years
この男、ジェイムズ・ウエスリー・ハウエル(James Wesley Howell)は2016年6月、連続で素早く60発撃てるように改造したマガジンをつけたAR-15(アサルトライフル)、15ポンドの爆発物、さらに別の装填済みライフル2丁、スタンガン、アウトドア用ナイフなどを車に乗せて移動していたところをサンタモニカで逮捕されました。ハウエルはインディアナ州の住人で、Indy Starによれば、ウエストハリウッド(L.A.のゲイタウン)でのゲイ・プライド・イベントに行くところだったと警察に話したとのこと。ちなみにAR-15というのは、サンディフックでも「パルス」でも乱射に使われた突撃銃で、殺傷能力が高いことで有名です。
日本では実際に人が殺された事件でなければほぼ報道されないため知らない人も多そうですが、似たようなプライド・イベント襲撃未遂事件は米国以外でもちょくちょく起こっています。
LGBTの人々には加害してもいいと思っている人は、確実にいます。どうやったらこの手の加害欲に対抗できるんだろう。なんかもう、いろいろ絶望する日々です。