石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

クロエ・セヴィニーとクリステン・スチュワートが恋人役に。映画『Lizzie(原題)』トレイラー

Lizzie Borden Grave
Lizzie Borden Grave / jimcintosh

米犯罪史上もっとも有名な女性のひとり、リジー・ボーデン(Lizzie Borden)を主人公とする映画『Lizzie』のトレイラーが公開されました。

詳細は以下。

Chloë Sevigny and Kristen Stewart Play Murderous Lovers in New “Lizzie” Trailer | NewNowNext

トレイラーはこちら。

リジー・ボーデンは1892年、米国マサチューセッツ州で父と継母を斧で惨殺した罪に問われ、裁判で無罪となった女性。ブリタニカ・コンサイス百科事典(英語)によると、リジーとメイドは殺害のあった時間に家にいたことを認めており、リジーには両親殺害、メイドは共犯容疑がかけられていたようです。

『Lizzie』は、このリジーとメイドのブリジット・サリバンが恋愛関係にあったという設定でつくられたサイコスリラー(psychological thriller)映画。監督はウィリアム・マクニール(Craig William Macneill)です。リジーを演じるのは映画『ウーマンラブウーマン』のエイミーなどクィアな役の経験もあるクロエ・セヴィニー(Chloë Sevigny)で、彼女はエグゼクティブ・プロデューサーも兼任しています。ブリジット役は、両性愛者としてカミングアウトしているクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)。

こういう設定って、「サイコな殺人者のレズビアン」というフィクションにおけるものすごく陳腐なステレオタイプの再生産になりそうでひやひやするんですけど、とりあえずクロエ・セヴィニーは、この映画で本当に焦点を当てたかったのは「リジーがいかにして自由を見つけようとしたか」("how she went about finding [her freedom]" )などであり、「熱烈な、『家父長制をぶっこわせ』もの」("rousing, smash-the-patriarchy piece")にしたいと考えて作ったと話しているようです。まずは公開(米国で2018年9月14日)後の、レズビアンコミュニティからの評価待ちかな。