石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

米国郵政公社職員がゲイカップルに罵倒語をぶつけ配達拒否 オハイオ州

USPS United States Postal Service White Delivery Truck 1/43 Scale Mail Truck by Enigmatoys

米国オハイオ州コロンバスのゲイカップルが、米国郵政公社職員の女性職員からアンチゲイな語で罵られ、郵便物をもう配達しないと脅されたとして、争いの一部を記録した動画を公開しました。

詳細は以下。

Gay Couple: US Postal Worker Called Us Homophobic Slur, Said She'd Stop Delivering Our Mail - WATCH - Towleroad Gay News

事件が起こったのは2018年8月7日のこと。動画によると、ゲイ男性のマイケル・カワード(Michael Coward)さんが自宅前の集合ポストのところに米国郵政公社の車が来ているのを見て、自分の家のポストから郵便物を出そうとしたところ、配達作業が全部終わらないうちに郵便物に触れられることを嫌がった郵政公社職員から"f****t"(『ホ〇野郎』の意。強い罵倒語です)と罵られて、そこから言い争いになったんだそうです。

「それから彼女はずっとずっとずっと、わたしと婚約者が白人のホ〇野郎であることに文句を言い続けました」とカワードは言った。

「そう、ただのホ〇野郎じゃないんです」と、婚約者のマイケル・ヴォーンは言った。「白人のホ〇野郎と言ったんです」。

“And then she just kept going on and on and on about me and my fiance being white faggots,” Coward said. “Yeah, not just faggots,” his fiance Michael Vaughn said. “White faggots.”

郵政公社職員はこの罵倒語を10回以上使ったのみならず、カワードさんらの郵便受けからふたりの名前を取り去ってしまい、もう郵便物は受け取れないと言ったとのこと。

これに対し米国郵政公社は、8月7日の夜、「このような行動がもし事実であるならば、それは郵政公社の価値観にそぐわず、またその価値観を代表してもいないもので、許容することはできません」とする声明を発表しているそうです。

ちなみにオハイオ州コロンバスって、過去にこういうことがあった場所ですね。

何でもスマホなどで記録して証拠を残しておくことと、泣き寝入りしないことが大切だと思います。