日本時間で2018年8月21日、レズビアンであることを公言している米歌手ヘイリー・キヨコ(Hayley Kiyoko)が、MTVビデオミュージックアワードの「Push Artist of the Year」賞を受賞しました。
詳細は以下。
Hayley Kiyoko Shares Her Exclusive VMAs Photo Diary - Vogue
ヘイリー・キヨコは米国ロサンゼルス生まれの歌手/ソングライター/監督/女優。クィアなポップ歌手として若い世代に絶大な人気を誇り、ついたあだ名が「レズビアンのジーザス」。おばあちゃん世代のレズビアンにも好評です、ちなみに。
さて、そのキヨコが「Push Artist of the Year」賞のトロフィーを手にした姿はこちらです。
I'm really still not over @HayleyKiyoko screaming #20GAYTEEN while holding her #VMA. LEGEND!!!! pic.twitter.com/4yRJQlD8Qn
— MTV (@MTV) August 22, 2018
彼女が飛び跳ねながら叫んでいる"20GAYTEEN!"というのは、キヨコの2018年1月1日のツイートに端を発した、2018年つまりtwenty eighteenをゲイにとって最高な年にしようという意味のことばです。ハッシュタグとしても広く使われています。
飛び跳ねる瞬間だけじゃなく、受賞スピーチも全部映っている動画はこちら。
スピーチの一部を訳すと、「これで、どんな非白人のクィア女性も夢を追いかけることができるんだってことがわかります。ファンの皆さんを愛してます。ファンの人たちがこれをくれたんです。やったよ、20GAYTEEN!」てな感じでしょうか。
そして、授賞式でのパフォーマンスがこちら。曲目は"Curious"。
We are LIVING for @HayleyKiyoko's performance of Curious. Did you see those moves? #VMAs pic.twitter.com/CDBfftThju
— MTV (@MTV) August 21, 2018
ちなみに以前は「ムーンマン("Moonman")」と呼ばれていたMTVビデオミュージックアワードのトロフィーは、今年から「ムーン・パーソン("Moon Person")」という名称に変わったのだそうです。MTVはムービー&TVアワードでも「男優」「女優」のカテゴリー分けをやめたし、やることが先駆的だなあ。受賞おめでとうキヨコ、これからも老いも若きも含めて全世界のレズビアンを熱狂させ続けてください。