石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

エバー航空、ゲイペアレンツの片方を家族優先搭乗サービスから締め出す

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1歳児を連れて台湾のエアライン、エバー航空の飛行機に乗ろうとしていた既婚ゲイカップルが、家族優先搭乗サービスで全員一緒に乗ることを係員に阻止されたと主張しています。サウスウエスト航空だけじゃなかったのか、こういうの。

詳細は以下。

Same-Sex Parents Not Allowed to Both Board Early With Their Toddler

このカップルのひとり、ジェフさんは、ことの顛末をTwitterで以下のように説明しています。

訳:

@EVAAirUS 1/3 エバー航空の2018年9月1日のサンフランシスコ国際空港発27便で、家族優先登場サービスを使ってわたしたちの生後19か月の娘と一緒に乗れるのは夫かわたしのどちらか一方だけだと言われました。ふたりともこの子の父親なのだと説明しましたが、規則があるので親はひとりしか乗れないと言われました……

@EVAAirUS 1/3 My husband and I were told only one of us could join our 19 month old in the family boarding group of EVA Air 27 from SFO on 9/1/18. I explained we were both the fathers of the child, and they said it was their policy that only one parent can board...

@EVAAirUS 2/3 だから、もうひとりの親は通常の列で待たなければいけないと言われました。これまでエバー航空は利用したことがなかったので、わたしは了解し、夫と子供を先に乗らせて、自分は後から搭乗しました。飛行機の中で夫に会うと、彼は、自分たち以外の(異性愛者の)家族で、全員一緒に乗っている人たちがたくさんいたと言いました。

@EVAAirUS 2/3 and the other has to wait in the normal line. Not having flown EVA before, I accepted it and let my husband and child go while I boarded later. When I met him on the plane, he said there were many other (straight) families all boarding together.

訳:

@EVAAirUS 3/3 エバー航空のサンフランシスコ国際空港のグラウンドスタッフが、同性カップルの家族は搭乗の際にばらばらにしてもいいと考えていることに非常に失望しました。このようなことがあった以上、この航空会社は二度と利用しないつもりです。

@EVAAirUS 3/3 I’m very disappointed that the EVA ground staff at SFO thinks it’s ok to separate same-sex families during boarding. I will definitely not be flying this airline again after this incident.

ひょっとしたら航空会社には「同性愛者は常に異性愛者より格下の客として扱うべし」というマニュアルでもあるんでしょうか。うちのブログでこれまで紹介してきただけで、既にこれだけ例があるんですよ。

エバー航空はThe Points Guyの取材に対し、以下のような「謝罪」のコメントを発表しているんですが、どうも言ってることがうさんくさいんですよねー……。

エバー航空は、そして特に当社のサンフランシスコ国際空港のチームは、この事件で影響を受けたすべてのお客様に心よりお詫び申し上げます。小さなお子様をお連れのお客様は優先的に搭乗できるというのが当社のポリシーです。このポリシーは、付き添いの大人の人数を制限したり、お子様との関係を条件として指定したりするものではございません。この不幸な出来事は、誤解によって生じたものです。当社のサンフランシスコの地上職員が、ひとりの親だけが幼児と一緒に搭乗できると考えておりました。

EVA Air and most especially our San Francisco International Airport team sincerely apologize to all the passengers affected by this incident. It is our policy that passengers traveling with infants can have priority boarding. The policy does not limit the number of accompanying adults or specify the relationship to the infant. This unfortunate incident was due to misunderstanding. Our San Francisco ground-handling agent understood that only one parent could board with an infant.

本当に「サンフランシスコの地上職員が、ひとりの親だけが幼児と一緒に搭乗できると考えて」いただけなら、ヘテロカップルの親たちがふたりとも子供と一緒に乗れていたことの説明がつかないと思います。結局のところ、人数ではなくジェンダーの組み合わせが理由でヘテロ家族とは違う取り扱いをしていたのに、それを認めたくなくてこのような言い回しをしているのでは。これじゃ今後の社員教育にも期待できないし、どうにも信用しがたい会社だと思いました。