石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

ガソリンスタンドでトランス女性が追い回され撃たれる 米ヒューストン

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2019年1月24日、米国テキサス州ヒューストンのガソリンスタンドで24歳の黒人トランス女性が銃を持った男に追いかけられ、撃たれるという事件が起こりました。警察と新聞は被害女性のジェンダーを「男性」と報じ、犯人はまだ逃走中。

詳細は以下。

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事件は午前11時過ぎ、ウエストヒューストンのシェブロンの駐車場で起こったとのこと。ABC13が発表した防犯カメラの映像には、被害者のキャンディス・エリース・ピンキー(Candice Elease Pinky)さんがパーカーのフードをかぶった男に追われ、ガソリンスタンドのドアの前まで追いつめられる姿が映し出されています。男の右手には銃らしきものが見え、銃声は5発聞こえます。

ピンキーさんは病院に搬送されましたが、容体についての続報はなく、回復のための募金キャンペーンがおこなわれています。撃った男はSUVに乗って逃走し、いまだ捕まっていません。警察は一旦彼女を女性とみなした後で、運転免許証を見て「24歳の男性」という表記に変えたとのこと。「ヒューストン・クロニクル」紙も同じ表現でこの事件を報じ、批判を浴びています。

銃声が生々しすぎて夢に出てきそうだ……。ちなみに米国では2018年だけで少なくとも26人のトランスジェンダーの人々が殺されており、2019年も、年明け早々1月6日にはもう黒人トランス女性のデイナ・マーティン(Dana Martin)さんがアラバマ州で射殺されるという事件が起こっています。こんな現実の中、ソーシャルメディアで悠長に「社会は(または『わたしたち』は)トランスジェンダーを『受け入れる』べきかどうか」なんて寝言を言ってるシスジェンダーの人たちってのは、おそらく針の先端の上で天使が何人踊れるかを論じてた中世の神学者ごっこかなんかをしてるんじゃないかと思うんだけどどうよ。特権持ってる人たちがそんな「議論」に打ち興じてる間にコンスタンティノープルは落ち、人は死ぬんだよ。