石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

「ケヴィン・ハートの不誠実な謝罪」像がハリウッドに登場

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来たるオスカー授賞式に向け、米LAのアーティストがハリウッドに「ケヴィン・ハートの不誠実な謝罪」像を設置しました。

詳細は以下。

www.pride.com

ケヴィン・ハートは米国のコメディアンで、過去のホモフォビックな発言が問題視されたために第91回アカデミー賞授賞式司会を降板した人。その後本人はエレン・デジェネレスのトーク番組などで、「自分はもう何度も何度も謝罪していたのに『荒らし』がいつまでも攻撃してくる」という趣旨の主張をおこなっていましたが、少なくとも今までのところ、彼がオスカー司会降板前にそのような謝罪をおこなったという事実はひとつも確認されていません。とは言え、米国でも、そしてここ日本でも、何の裏取りもなくケヴィンの主張を鵜呑みにして「謝ってたのに司会をやめさせられたなんてひどい! ポリコレ怖い、LGBT怖い!」と騒いでた人はいっぱいいるみたいですけどね。

さて、そんな中、LAのアーティストのプラスティック・ジーザス(Plastic Jesus)氏がこんな作品を発表しました。

写真に写っているのは、レインボーフラッグを右手に握ったケヴィン・ハートの像。プラスティック製のこの像はテッカテカの金色に塗られていて、台座には「不誠実な謝罪」("Hollow Apology")と書かれています。以下、キャプションの訳。

「さあ受賞者は……」ケヴィン・ハートをかたどった、今年の「不誠実な謝罪」賞のオスカー像をどうぞ。ここ何十年もの間、たくさんの国がホモフォビアやヘイトとの戦いに参入してきた。でも、現在の人々を分断するようなレトリックを見ていると、なんだか1970年代に連れ戻されてしまったみたいだ。エンタテインメント業界の業績の多くはLGBTQの人々によるもので、わたしたちはそのことを祝うべきであり、ヘイトに満ちた環境を作り出すべきじゃない。

“AND THE WINNER IS...”. This year’s Oscar statue ‘Hollow Apology’ featuring Kevin Hart. Over the past decades most countries have made great inroads fighting homophobia and hate, however the current divisive rhetoric seems to have taken us back to the 1970’s. So much of the Entertainment industry output comes from LGBTQ Individuals we should be celebrating it and not creating a hateful environment.

いっそケヴィン・ハート本人がこの格好で司会をするとかすればよかったのにねー。