石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

ゲイのスタバ店員を爆弾で吹き飛ばすと脅した男、ヘイトクライムで有罪に 米カリフォルニア

(スターバックス)Starbucks プラスチックカップ CUP PLASTIC REUSAB [並行輸入品]

米国のスターバックスでゲイの従業員をパイプ爆弾で吹き飛ばすと脅した56歳の男が、2019年3月9日、ヘイトクライムで有罪の判決を受けました。刑期が言い渡されるのは4月4日で、3年から6年の懲役刑になる可能性があるとのこと。

詳細は以下。

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この男、ヴィンセント・ジョセフ・オサリバン(Vincent Joseph O’Sullivan)は2018年5月12日、カリフォルニア州ガーンヴィルのセーフウェイ(スーパーマーケット)内にあるスターバックスでゲイのバリスタに同性愛嫌悪的な罵言を浴びせたとのこと。さらに、今パイプ爆弾を作っているところで、その爆弾でゲイのバリスタと、セーフウェイと、ガーンヴィルの保安官事務所を吹き飛ばすとまで言ったのだそうです。

その日のうちに逮捕されたオサリバンは、2019年3月8日に有罪を言い渡されました。地区検事長のジル・ラヴィッチ(Jill Ravitch)氏は、次のように述べています。(以下、Defendant Convicted Of Bomb Threat Targeting Homosexual Baristaより引用して拙訳)

この社会において、言論の自由は価値ある権利である。しかしながら、これは何の束縛も受けない権利ではない。言論が具体的で、即時性がある脅迫の域に達し、脅威として受け取られるよう意図されていた場合、それは犯罪になりうるのである。

“In our society free speech is a valuable right. And yet, this is not an unfettered right. When speech crosses over into threats that are specific, immediate, and intended to be conveyed as threats, that can become a crime.”

米国では1997年にアトランタのゲイクラブが爆破されて死者が出てますから、本当に洒落になりませんよ、こういう脅し。

なおオサリバンはこの事件とは別に、公共の場からレインボーフラッグを盗んだ罪にも問われていて、2018年7月にこちらでも有罪の判決を受けているんだそうです。爆破予告といい旗泥棒といい、とことんオリジナリティのない男だな(参考1:ゲイの住民らに爆破予告 男を起訴 米ポートランド - 石壁に百合の花咲く、参考2:レインボーフラッグを6回盗んだ容疑で男を逮捕 米ニューヨーク州 - 石壁に百合の花咲く)。懲役刑で少しは懲りてくれるといいんだけど。