石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

エルトン伝記映画の性描写カットはデマ 『Rocketman(原題)』監督が発言

Rocket Man

映画『Rocketman(原題)』のデクスター・フレッチャー(Dexter Fletcher)監督が、レイティングの都合で同作品のゲイセックスのシーンがカットされるかもしれないという噂をTwitterで否定しました。

詳細は以下。

www.pinknews.co.uk

『Rocketman(原題)』は、英国のオープンリー・ゲイの人気歌手エルトン・ジョンの半生を描くミュージカルファンタジーで、主演は『キングスマン』のタロン・エジャトン(Taron Egerton)。他の出演者は『ゲーム・オブ・スローンズ』のリチャード・マッデン(Richard Madden)など。公開予定日は英国で2019年5月24日、米国で5月31日です。トレイラーはこちら。

英国のタブロイド紙デイリー・メイルは3月22日、パラマウントは同作品を米国のPG-13のレイティングに合わせるため、エジャトンとマッデンによる40秒間のセックスシーンをカットするよう監督らに求めていると報じました。これに対し、同日、当の監督がTwitterで以下のように発言しています。

ざっくり訳:


ロケットマンについてのずいぶんな憶測を見かけたよ!! やれやれ! 作品はまだ完成していないから、その憶測はただの流言でしかない。この作品には、今もこれからもずっと何の制限もない。パラマウントと製作者が情熱的に支え、信じているミュージカルファンタジーだ。5月24日に自分の目で見てくれ。

Seeing much speculation about ROCKETMAN!! That’s good! It’s still unfinished so it’s nothing but rumors. It has and always will be the no holds barred, musical fantasy that Paramount and producers passionately support and believe in. See for yourself May 24. Dx x

あとは公開されてのお楽しみですね。監督の言葉が本物で、この映画のゲイ描写が「デイリー・メイル」が引き合いに出してる、「Foxの、フレディ・マーキュリーの人生を消毒して作った伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(Fox’s sanitised biopic of Freddie Mercury’s life, Bohemian Rhapsody)」みたいにならないよう祈っています。

おまけ。エジャトンとマッデンによる、「ロケットマン」(楽曲の方)のカープール・カラオケ。